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【競馬ニュース】●L.デットーリが日本ダービーでデボネアに騎乗

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【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2010年11月30日

ローズキングダム、不利にもめげずに走り切って掴んだ栄光@ジャパンカップレース回顧

ジャパンカップ(GI) 東京芝2400m良
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12.8 - 11.7 - 11.9 - 12.3 - 12.0 - 12.7 - 12.9 - 12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9


ややスローで運ばれて、一応5Fから早くなっているが、結局はL3最速の3Fキレ勝負でした。レース回顧では降着の是非は別にして、単に馬に対する影響を書いておきたいと思います。


1着ローズキングダムは少し出負けするものの、楽に前目につける競馬で1〜2角を馬なりで過ごして2角過ぎで好位の中目を確保。今日は菊花賞ほど掛らずスムーズにレースを進める。3〜4角でも内目を追走して直線に向かう。直線で、進路が無いと、外から併走しそうになる馬を弾き飛ばして進路を作ると序盤から良い脚を使うが、L2で外から伸びてくるブエナビスタが内に切り込んで併せに来ると、これに真っ向から向かって併せ馬になる。L2−1ぐらいでヴィクトワールが外に寄せてきて不利を食らい、ブエナビスタに前カットをされて致命的に後方に下げるが、そこからも諦めずに武が追うと、それに応えて再加速しヴィクトワールピサを何とか意地で交わしての2位入線。ご存知の通り、ブエナ降着で1着にとなった。繰り上げ1着と言うことで、印象が悪いけど、不利の度合いとしては、致命的なものを2度食らってて、一度目はヴィクトワールの斜行で下げた時、2度目はブエナの前カット。もしヴィクトワールが寄れずにそのままブエナとの叩きあいになればもう少しきわどい結果になっていたとは思いますね。一旦下げて、最後はブエナと同じ脚色。確かに不利を受けて下がったから、とも取れないこともないが、下げなければもっと食い下がれたとも言えます。俺個人としてローズキングダムのパフォーマンス自体は十分JC勝利に恥じない内容だとは思いますね。特にいつもの武と違うのは、進路確保の際にかなりシビアに横の馬をはじいていて(これは合法)何と言うか、鬼気迫るものを感じました。ブエナビスタが斜行をして、降着だから勝てたと言うのも結果として当然ありますが、不利が無ければブエナが文句なしに勝ったかと言うと、そうは思えないほどの内容なんですよね。ホントに力をつけている…と言うか小牧が全然駄目だったのか。ダービー以降のこの馬の競馬はホントに素晴らしいですよね。有馬ではロンスパ戦になりそうなので、その辺で皐月賞やスプリングSと言った負け方が気になるけど、武なら問題ないかもと思わせるだけの内容です。今回の件はローズにとってもブエナにとっても後味の悪い結果になってしまい、本当に残念です。ここまで強くなって3歳NO1をしっかり印象付けているだけに…。


2着ブエナビスタは五分のスタートから今回は後方での競馬に徹する。道中も割と一団の中、無理にポジションを上げずにじっくりと競馬。3〜4角で大外からす〜っと楽な手ごたえで徐々に押し上げて行って直線。直線序盤で脚色が違い、後方からすぐに抜け出してくると、L2で脚色のいいローズキングダムを目標に外から内に進路を切り替えて併せに行く。ここで一気に脚色良くローズと併走するが、ローズが不利を受けて下がった時に外から内へ進路をカット。L1ではヴィクトワールに併せに行くが、並ぶ間もなく交わしての完勝のように見えた。…がローズキングダム斜行によって2着に降着となった。降着の是非はともかくとして、ブエナが斜行をしなければ完勝でしたね。ただ、ヴィクトワールが斜行をしなかったら、ローズとの併走でどう転んだかは断言できませんね。それでもブエナが随分有利だったとは思いますが、この辺はタラレバの世界なので。ただ、パフォーマンスとしては、一番強い競馬をしていると言えます。歴代最強牝馬としても良いんじゃないかなと言う安定感とパフォーマンスですね。本当に降着が残念でならないし、出来る限りクリーンな競馬であってほしかった。何もなくても勝っていたと思いますからね。正直個人的に馬券で逆らって申し訳ない気持ちでいっぱいです。


3着ヴィクトワールピサはまずまずのスタートから、すっと楽に先行出来る。誰も積極的に行かないが、絶好位を確保する。3角手前までで少し前とのスペースを開けて追走。3〜4角ではそのスペースを活かして楽に押し上げて直線。序盤でしっかり仕掛けると、3〜4角の加速の流れから、先行勢で一頭違う脚で抜け出しにかかる。しかしL2で外のブエナに併せようと、外に持ち出すが、ローズキングダムにぶつけてしまい、慌てて内に修正する。L1でも伸びは無く、しぶとく粘ってはいたが最後はローズキングダムにも交わされ、3着に終わった。ギュイヨンの騎乗は最後の直線の斜行が無ければ最高の競馬だったんですよね。スタートですっと絶好位を確保し、誰も行きたがらない展開でも、既に一頭だけ流れを作って微動だにしなかった。3角でも前を無視して差を作っておき、4角で加速して直線序盤で一気に出し抜けを計る。ホント、若さの積極性と、それをしっかりフォローするだけの技術を持っている、良い騎手でした。ただ、残念なことに、直線では少し強引さが出ましたね。エイシンにも結果的に審議対象ではなかったけど、結構微妙だったし、ローズには間違いなく大きな不利を与えてしまっています。このロスなく、真っ直ぐ走っていれば、4着とはもう少し大きな差があったんじゃないかな。結果は変わらなかったと思うけど。う〜ん、しかしヴィクトワールの実力は出し切りましたね。府中は不安だったけど、極端なキレ勝負でなければこれだけ対応出来るんだと言う証明ができた点では大きいし、やっぱり中堅のペルーサには負けられないと言うことが分かっただけでも大きいですね。有馬記念なら更に前進できそうです。


4着ジャガーメイルは五分のスタートからある程度押されるが、やはり前目にはつけられずに後方からの競馬。3角である程度おっつけられるが、前との差は詰められずに追走に終始。4角で外目から大外に持ち出して直線。直線序盤でブエナに突き放されるが、後方集団からは徐々に抜け出してくる。しかしL2でもジリジリとしか詰められず、なかなか前との差は詰まらない。L1で前が少しばてたところをしぶとく差しこんできてはいるものの、急追とまでは行かず、3着に3/4馬身差で4着に屈した。序盤の位置取りは確かに悪いけど、ムーアとしてはある程度押して好位を狙おうとしていたが馬が動かなかったということでしょうね。大外まわしては厳しいけど、ラップ的には11.9のところでそれなりに詰めているんだし、この緩いペースでもう少し前目につけられないと、前目から鋭い脚が使える馬、或いは2〜3番手からしぶとい馬がいるこのレベルでは厳しいと言うことでしょうね。力負けでしょう。流石にこの相手で正攻法では厳しかった。


5着ペルーサは、もはやお家芸の出遅れからスタートし、例によって最後方からの競馬。3〜4角では最内から中目を通して直線。直線序盤では進路が無く外目に持ち出す。L2ではジャガーメイルの内後方からしっかり伸びてくる。L1でも伸びてはいるものの、前の馬を交わすほどの脚色は無く、最後はジャガーメイルをクビ差捕え切れない5着に終わった。ん〜出遅れはやっぱり痛いですよね。今回のように終い3Fのキレ勝負を外まわしてジャガーメイルより後方では展開面で厳しい。そうならざるを得ない内は、府中のキレ勝負では厳しいでしょうねえ。距離云々より、スローと縦の位置取り、通った横の位置取り全て、勝てる競馬の流れの中にはいなかったということでしょう。この内容で5着ならむしろ頑張っていると思います。ジャガーメイル同様、このクラスだと、展開待ちでも強い馬は押し切ってしまうので、やっぱりある程度は追走できないと厳しいですよね。有馬ならまぎれれば何とかなるかもしれないけど、適性的には東京向きだろうし、難しいですねえ。


8着エイシンフラッシュは五分のスタートから少し気合を入れただけで楽に先行してしまい、抑えて3〜4番手での競馬。3〜4角で内目から追走して直線。直線序盤で仕掛けるが、既に仕掛けていたヴィクトワールの手ごたえが良く、なかなかつまらない。L2でヴィクトワールが外にヨレた際に小さくは無い不利を受けてしまうが、ローズと違うのは、もうすでに抵抗するだけの脚色が無く、そのまま後方まで下がっての8着となった。う〜ん、残念でした。今回はダービーと違って究極のキレ勝負というわけでは無く、それなりに総合力が問われたレース。そこで先行して出し抜けるだけの馬では無いと言うことでしょうか。個人的に追い切りでいつものような弾ける感じが見られなかったので、予想面では評価を下げた形になったんだけど、体調だけの問題なのかなあ。疑問が残りますね。とりあえず、評価を少し下げた方が良さそうかな。有馬でどこまで巻き返せるのか。皐月賞のロンスパ戦ではそれなりに強い競馬をしているんだけど、どうかなあ。


14着ナカヤマフェスタは五分のスタートから馬なりで前目につける。2角過ぎで、最終的に5〜6番手の好位で競馬。3〜4角では外から追走、出口で仕掛けて直線。直線序盤からスムーズな競馬をしているのに全く伸びず、そのまま最後まで全く伸びる気配を見せないまま14着の惨敗に終わった。う〜ん、確かに府中は得意ではないんですけど、今回の敗因はそれだけでは無いような気がしますね。直線で全く伸びる気配が無かった。有馬記念では適性面で狙ってみたい馬だけど、このレースを見ると、かなり不安が残りますね。
posted by カタストロフィ at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スプリングソングが復活で重賞初制覇@京阪杯レース回顧

京阪杯(GIII) 京都芝内1200m良
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12.2 - 10.7 - 11.0 - 11.0 - 11.5 - 11.6


前半3F33.9、後半34.1と、割と平均的なペースでラストもそれほど落とさず。その前の1600万下が1:08.4なので、まずまずの時計でしょうね。このラップだと後方からでは厳しいでしょうね。


1着スプリングソングは五分のスタートから押して先行策。2F目で少し離されそうになったが押して追走し3番手を確保。3角で中目から馬なりで前にプレッシャーをかけ、4角で仕掛けて直線。直線序盤で抜け出せそうで抜け出せず、L1でも手ごたえ見劣る感じで一旦はケイアイに先頭を譲ったが、最後の最後で踏ん張って食い下がり、ケイアイと鼻面を合わせて入線。何とかハナ差制しての1着となった。序盤にしっかり先行し切れたのが良かったですね。最後までしっかり粘ったし、馬自体も良く頑張った。L3FではL3が最速なので、ここで中目から前にプレッシャーを与えて1,2番手を潰して、差し馬を抑え切ったのだから、見た目以上の内容ですね。屈腱炎からの復活劇、重賞を勝てるぐらいの力はあっただけに、無事帰って来れたのが最大の勝因でしょうねえ。


2着ケイアイアストンは好スタートから押して、内の様子を見ながら好位の中目で競馬。3〜4角で内目を馬なりで追走して直線で上手く進路を確保。序盤で一気に伸びてくると、スプリングソングを交わして一旦前に出る。しかしL1最後の方で伸び切れず、逆にスプリングソングに差し返されて並んでの入線。ハナ差の2着に屈した。3〜4角で楽に前を見ながら競馬出来たのと、直線ですっと進路が開いた。そこからの伸びは良かったんですが、最後は少し脚色を落としたのかなと。ある程度追走して、終いしっかり伸びてこれた。京都1200にぴったり合っている馬ですね。


3着モルトグランデはまずまずのスタートから後方に下げる。3角で仕掛けて最内から一気に押し上げ、4角で馬なりで進路を待ちながら直線。直線序盤で内目に出しながら、狭いところをきっちりついてグンと伸びてくる。L1で最内を出し抜きにかかるが、最後で伸び切れず、外の2頭に交わされての半馬身差3着に終わった。上位2頭に比べると展開面で恵まれましたね。序盤で先行せずに後退していって、3〜4角最内を通せたのはこのラップでは大きかったですね。それでも最後で差せなかったという点では上位2頭とは少し差を感じますね。この馬なりに良く頑張ってはいます。


4着スカイノダンは五分のスタートから序盤で様子を見るが思ったより前につけられずに中団まで下げてから追走し始める。3〜4角で内目を追走するが、4角出口で窮屈になって直線。直線序盤では進路が無く、一番手ごたえのいいケイアイの後ろで伸びを見せる。L1でもしっかり外から伸びてくるが、前とは届かずに完敗の4着。ん〜、下手糞に乗りましたね。国分君は1200はあまり上手くないんですが、その原因が序盤の運転が甘いんですよね。最初から下げるつもりならそれでもいいんだけど、今回も悪い位置になってから追い始める。結果的に4角で一番窮屈な所を選んでしまうと言う、後手後手の結果になりましたね。馬自体はこれでも最後まで伸びてきているし、ここでも好勝負出来るだけのものは見せているんですがね。重賞を勝ったとはいえ、国分君はまだまだこれから。今以上に頑張ってほしいですね。


5着ジェイケイセラヴィは好スタートから出方を見ながら徐々に下げて後方からの競馬。3角で少し置かれたが、ここで最内を突く。4角では最内に突っ込んでいって直線。直線序盤で最内を突こうとするが、進路が無く、進路を中目に切り替える。そこからは上手く捌いて伸びてはきたが、スカイノダンには見劣っての5着完敗。少し消極的な競馬になりましたね。結果的に厳しいレース展開だった。それを最内を選んだことでリカバーしたかなと言う感じですね。馬自体は良く頑張っているけど、この競馬では厳しいです。


10着ダッシャーゴーゴーは五分のスタートから後方での競馬。3〜4角で大外をぶん回して直線。直線序盤も悪くない脚をつかったが、コーナーワークで開いた差が大きかった。ラストはなだれ込む形で10着完敗。まあ着順ほど悪い競馬では無いです。と言うか、下手に乗りすぎ。まあこの馬は前半器用な競馬が出来るタイプでは無いので、前が止まりにくいキレ勝負の京都1200は不向きだとは思います。やっぱり阪神1400辺りがベストじゃないですかねえ。


18着グランプリエンゼルは五分のスタートから中団で競馬。3〜4角を外目をまわして直線。直線で既に脚色が無く、徐々に下げていって18着に沈んだ。スムーズな競馬が出来なかったにせよ、完敗ですね。こういう軽い切れ勝負ではやはり厳しいんでしょうね。
posted by カタストロフィ at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/5(日)ジャパンカップダート(GI)@重賞展望

ジャパンカップダート登録馬一覧

アドマイヤスバル 57.0
アリゼオ 56.0
ヴァーミリアン 57.0
オーロマイスター 57.0
キングスエンブレム 57.0
クリールパッション 57.0
グロリアスノア 57.0
シビルウォー 57.0
シルクメビウス 57.0
スズカコーズウェイ 57.0
スマートファルコン 57.0
ダイショウジェット 57.0
ダイシンオレンジ 57.0
ダノンカモン 57.0
トランセンド 57.0
トーセンブライト 57.0
バーディバーディ 56.0
マカニビスティー 56.0
マコトスパルビエロ 57.0
マルカシェンク 57.0
ラヴェリータ 55.0
ラッシュストリート 57.0
ワンダーアキュート 57.0


予想はしやすいが、悲しいことに海外馬の参戦がゼロ。これではレースの存在意義が問われるなあ。ジャパンカップも含めて体系を考えないといけないと思いますよね。BCに挑戦して惨敗となったエスポワールシチーの回避、JBC浦和記念と勝ったスマートファルコンも回避ということで、随分小粒のメンバー構成。


混戦の中、中心となるのはやはり抜群の安定感と前走新設重賞のみやこS勝利のトランセンド。キングスエンブレムやクリールパッション、ダイシンオレンジと言ったダートの強豪を寄せ付けずに逃げ切った。強引に行き切って、自分の競馬に徹した結果、持っているパフォーマンスを更に押し上げての完勝は評価したい。ただ、坂のある阪神で持ち味のスピードを相殺される可能性を考えると、少し不安はある。そのあたりが騎手の脳裏に働けば、かえってスピードを活かす競馬が出来なくなって駄目になるパターンもある。阪神でも自分のスタイルを貫けるかがポイントだろう。


相手筆頭は格で言うならば、この馬を置いて他はいない、ヴァーミリアン。帝王賞ではまさかの完敗も、川崎記念ではフリオーソとの接戦を制している。昨年のJCDでは敗れていて阪神適性と言う点でも少し不安があるのは確かだが、地力面ではやはり一番強い馬であることは確かだろう。休み明けぶっつけでGIと、出来の面で不安が残るものの、やはり意地を見せてほしい。


JBCではタフな馬場でハイペースを追走に苦労し4着に終わったシルクメビウスだが、昨年エスポワールシチーに完敗したものの、ゴールデンチケットやサクセスブロッケンらをしっかり捕えて2着にあがったのは評価。やはりある程度終い勝負になった方が良い馬で、阪神1800はベストだろう。軽い馬場向きだと思うし、ある程度馬場が湿った方が良いとは思うが、阪神の舞台なら末脚をしっかり出し切れるか。


キングスエンブレムがGI戴冠へ向けて順調。阪神のダートは恐ろしく強く、シリウスSでは凄いキレで一気に抜け出した。相手がラヴェリータ、マイネルアワグラスと中堅どころだったのもあるが、前走ではトランセンドには及ばないものの、中団から強い内容で2着。勢いをひしひしと感じる馬だ。数少ないウォーエンブレム産駒の牡馬。相手も強化されるが、それでもエスポワールシチーのいない混戦。一気に浮上できる要素は十分にそろった。


南部杯で不動のダート王だったエスポワールシチーにまさかの土をつけた新星オーロマイスター。その勢いを持って挑んだJBCではハイペースに苦労して持ち味を活かせず10着大敗。1700mはそれなりにこなせるが、1800mの実績的には少し足りないだけに、このクラスだと1800mの距離が単純に不安になるだろう。阪神は初となるが、中山ダート1800mの実績はそれなりにあるので、距離や坂が全く駄目では無いだろうが。やはりマイル〜1400でスピードと切れを活かすのがあっているか。


エルムSで後の南部杯馬オーロマイスターをしっかり捕えたクリールパッションも怖い。エーシンモアオバーやアドマイヤスバルと言った所を問題にしなかったのは地力の高さだろう。単純な地力はここでも十分通用するだろう。しかしみやこSでは見せ場を作れなかった…。そのうえ、阪神での実績が皆無で、重賞、条件戦の2戦、合わせて3戦全着外。条件戦は2戦とも二桁着順と適性面ではかなり不安を抱える。相手はそれほど強くは無いが、ここはあまりいい条件はそろってない。


芝路線からはアリゼオが登録。父はシンボリクリスエス母父フジキセキで、比較的スピードのあるタイプだし、ダートがいける可能性もあるが、近年の芝路線組はことごとく打ち負かされており、そういう意味では不安が先に立つ。それでもタフな皐月賞を先行して粘っていたり、ダートに必要なパワー型のスピード持続力を持っていて、終いの切れも持っているので、ダート適性さえあれば。レースレベルも今までのJCDと比較するとかなり低い水準だと思うし、やれて良い。


昨年は台風の目だったワンダーアキュートも今年はまだ1戦のみ。それでも長期休養明けながら、前走のみやこSでは悪くない内容だっただけに、昨年のパフォーマンスを見返せば、昨年から相手弱化の今回は当然圏内に食い込んで来れるはず。阪神ダートで強い勝ち方をしている馬でシリウスSではゴールデンチケットや兄のワンダースピードを全く寄せ付けない完勝。武蔵野Sでは追走してきた先行馬を潰したハイペースの踏ん張り。スピード能力は抜けているし、阪神中距離の適性も素晴らしい。侮れない。


武蔵野Sで復活Vを遂げたグロリアスノアも登録。1800mはレパードSの完敗、2000mではJDDで4着と、正直に中距離は長いと言う印象ではある。阪神でもプロキオンSで完敗を喫しており、プラスに働きそうな要素はあまり無いが、それでもこのメンバーなら何とか勢いでごまかせるかもしれないか。


同じく武蔵野Sで2着のダノンカモンだが、こちらも1800m適性は疑問。新潟で1600万下で4着に敗れているのはどうにもプラスに働きそうもない。1600mでも微妙に長い気はするが、逆にこのスピードがGIの舞台で活きる可能性もある。それでも強調はできないか。


ラヴェリータがどうか。JBCでは持ち味が出せずに完敗。シリウスSではキングスエンブレムのキレに屈したが、L1では最後までしぶとく食い下がって抵抗した。この辺りは流石に地力の高さの証明だろう。前々走はハンデ56.5と牝馬には厳しいものだったし、勝ち馬は牡馬なのにそれより重かった。今回は逆転。JBCの完敗はともかく、条件面では面白い存在になりそうだ。


ダイシンオレンジも圏内。前走みやこSで休み明けとしても信じられないほどの惨敗を喫した。今までの傾向的にも京都より阪神の方が安定感を欠く競馬をしているし、スピード持続力が売りだけに、阪神の坂がカギ。


他にも前走JBCで復調の兆しを見せたアドマイヤスバルや重賞の常連ダイショウジェット、復調刷れば怖いマコトスパルビエロや、3歳馬バーディバーディと、混戦を物語る、色々微妙な面が多い馬のオンパレード。外国馬のいないJCDだが、今年は混戦で悩まされそうだ。
posted by カタストロフィ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 重賞展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年11月29日

ブエナビスタのジャパンカップ降着についての見解まとめ

ブエナビスタの1位入線2位降着事件が思った以上に反響が大きく、降着の賛否両論について各所で激論が交わされていますが、それ自体は非常にいいことだと思います。これだけの大舞台で、こういう結果に終わってしまったのだから、何らかの変革をもたらさないと駄目だと思うし、現状の裁定運営システムに大きな問題があるからこそ、これほど大きな問題になっているわけなので。競馬と言う性質上、言っている人間の馬券の内容で客観性が失われるケースも大きいと思いますが、なるべく客観的に判断していくよう努めます。


そこで、個人的に目についた降着当たり前派の方々の意見の中で、個人的にそれは違う、と言う点を挙げます。あと、前提で、パトロールフィルムの正面からの映像を中心に考えています。斜めからだと、真っ直ぐ走っているかどうかという判断が遠近感の関係で上手く判断できないので。


・スミヨンは修正をしようとしていない。
・終始右鞭を続けて強引な競馬をしたスミヨンに擁護の余地なんかないだろjk


これは正面からのパトロールを見てもらえば分かりますが、スミヨンがローズキングダムに併せに行く際に右鞭をつかって進路を変えています。これ自体を斜行と思っている方が多いですが、そもそも斜行と言うのは後方の馬に対しての話なので、後方に十分なスペースがある場合は進路変更をしても当然問題ないわけです。なので、ローズキングダムに併せにいくまでの進路変更は全く問題ありません。


次に、右鞭連打をしている、と言うことですが、そもそも鞭を切り替えたりするのは真っ直ぐ走れていないケースに対して、横からサインを送ると言うことです。パトロールを見てもらえば分かりますが、併せ馬となったローズキングダム、ブエナビスタともども、互いに支え合って綺麗に真っ直ぐ走っています。となれば、当然わざわざ右鞭から左鞭に切り替える必要はありません。なので、左にローズキングダムがいる以上、逆にローズの走行の邪魔にならないように右鞭を連打するのは妥当な行為なんですよね。つまり少なくとも、ヴィクトワールが寄ってくる、つまり真っ直ぐ2頭で併走できている間は右鞭を連打していてもヨレていないわけだから修正する必要が無いわけです。


・ギュイヨンは修正行為をしているがスミヨンはしてないだろ


ヴィクトワールピサ騎乗のギュイヨンは左鞭を2度、特に2度目は非常に強く打って進路を外に変えています。これは明らかに意図があったと見ていいでしょう。その後勢いよくブエナビスタに併せに行くが、後方のローズキングダムにぶつかってローズが煽ります。それに気づいてからようやく進路を変えています。なので確実に遅い。しかも意図を持って外に持ち出しておいて、後方を確認せずにヨレてきたので重過失でしょう。一方スミヨンの場合は、並んでいた段階から右鞭を打っていて、ローズキングダムがギュイヨンによって急に下がってしまった分、併走の支えを失い内にヨレました。しかし、スミヨンが左鞭を打っている時は、まだ丁度ローズと重なった時。それでもブエナは内に寄れてしまい、更に強く左鞭を打って修正しています。意図的に外に進路を変えた上で、後方確認を怠ってブエナに併せに言ったギュイヨンと、ローズが不利を受け、自身も内からプレッシャーを受けながら右鞭で立て直したところにローズが下がったと言う状況、かつそこからすぐに左鞭に切り替えてすぐに対応している点。普通に考えれば、少なくともギュイヨンが十分に修正行為を取っているとは言えませんし、スミヨンが左鞭を打ったにもかかわらず、ブエナビスタが内にもたれる状況を解消できなかった点からも、騎手は真っ直ぐ走らせようと修正したが、時間がなくて馬が反応しきれなかったと見るのが妥当だと思います。


・最終的にブエナがローズの進路をカットしたのだからスミヨンが悪い。


これに関しては、単発で見れば確かにその通りです。結果として降着の最大の理由は、ローズキングダムの進路を完全にカットしたのはブエナビスタであると言う事実でしょうね。ただし、これはそもそも容易に避けられたことなのか。


何が無ければこの不利が生じなかったかを考えた時に、もしヴィクトワールがヨレて来なければ、おそらくブエナビスタとローズキングダムは真っ直ぐ併走し続けていたでしょう。何故スミヨンが右鞭を打ったのか、それは左にローズキングダムがいたからで、併走して真っ直ぐ走っていたところに、内からの圧力があって、外にヨレ気味になった。それを修正する為に右鞭を再度打った。何故ローズの進路をカットすることになったのか。ローズがヴィクトワールの不利によって一旦下がったのと、スミヨンが修正するタイミングが合ってしまい、支えを失ったブエナが内にヨレた。スミヨンがいつ左鞭を打って修正したのか、また効果が出たのはいつか。ローズが下がって進路妨害になりそうになるとすぐに左鞭を打った。1度目の左鞭を打った時はまだローズの外にいた。2度目の左鞭を打っても斜行は止まらなかった。つまり斜行は左鞭を打ちながらも止まらなかったという点なんですよね。あったとしても過失。修正しようとは確実にしています。ただ、それでもローズキングダムの進路をカットしたと言う事実は否定しません。


皆、スミヨンが悪童、アガカーン殿下との流れの中で粗暴な騎手と言う印象を持っているためか、イメージが先行していると思います。確かに去年最後になった失格のレースは擁護の余地を一切残さない酷い競馬でしたが、今回に限れば酷い騎乗をしている騎手が他にいるし、ブエナビスタ単独で起こったわけではない。ましてスミヨン自体は修正をしていた。ローズが下がらなければこの斜行は起こり得なかったし、その下げた理由はヴィクトワールの斜行。これだけの要素が揃っていたのに、ブエナビスタ降着と言うなら、これから先はずっと何があっても前カットしたら降着と言う制度にしないと全く納得がいきませんよね。


ローズキングダムが大きな不利を受けたことは間違いなく事実ですが、責任の行方をはっきり明確にしないでブエナビスタの降着で溜飲が下がると言うのもおかしな話。武いわく「内外からぶつけられた」とはっきり言っているんだから、内のヴィクトワール・ギュイヨンに過怠金1万しか制裁が無いってのは、武豊も筋を通せていないんじゃないか。この辺りがもやもやの大きな原因なんですよね。これから先、ずっとどういう状況にあっても前カットをした馬は降着・失格と言うルールなら、もちろん納得しますが、そうではないケースが一杯ある訳ですし、ここでブエナ降着とするにしては材料が乏し過ぎると正直に思います。またギュイヨンに対する制裁があまりに小さいと言うのも、もやもやの原因。論争自体はもう少し冷静になる必要があるとは思いますが、現状の運営システムではこれからもこういう不可解な降着が続くでしうね。
posted by カタストロフィ at 18:44| Comment(7) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Seesaaブログのアフィリエイト新機能を早速試験的に使ってみます。

え〜、家庭内事情のため、今は仕事に出られない状況なんですが、お金が無いのでwこういう形で少しでも報酬をもらえるように努力しています。いつも来ていただいている皆さんには出来る限り、負担の無い形で、良い情報、良いブログとして運営していくために、ブログ内でこういう形で様々なPRをしていっていますが、ご理解していただけましたら幸いです。


あと、俺個人の感想として、どうも競馬予想よりも、レース回顧とか分析とか、そっちの方が性に合ってる気がするんですよね。冷静に見られると言うか。もし全レース回顧とか、そっちの需要がありましたら、お仕事として有料メルマガにでもしようかなあと考えております。家族に迷惑をかけない程度に稼げればと…。こちらのブログは当然無料で、これ以上のクオリティを追究していくのと同時並行していくつもりです。流石に今はあくまで個人的趣味の範囲内なので、正直家庭の事情や自分の体調で更新が滞ることもあったけど、当然有料にすればしっかり仕事として、しっかりやります。もし、何かご意見等ありましたらコメントして頂ければありがたいです(´д`;)子供2人いて、嫁が精神疾患と言う状況で、仕事に出ることが難しいので、いずれにせよこういう形でしばらく様子を見て行きたいと思います。


いつもいつもお金の話になってホント申し訳ないですm(_ _)m。


では今回はアフィリエイトでSeesaaブログが新しく取り入れた「Seesaaアフィリエイトサーチ」を活用させていただきます。
ウイニングポスト7 2009 / コーエーWinning Post 7 2010 / コーエーテクモゲームスWinning Post 7 2010 / コーエーテクモゲームス


ご存知KOEIの競馬ゲーム、ウイニングポストシリーズの中から傑作の7、2010年度版です。競馬ファンならダビスタよりもこっち、と言う人は少なくないと思います。シンボリルドルフの世代から2010年を過ぎると仮想世代に突入。基本的に史実に忠実なんですが、歴史を変えることも結構できます。


今回は遂に、と言うかようやく実況が入りました。また自分の馬だけ○○番とかって言われるのか、と思ったけど、一応実況が入っている単語を組み合わせることで、自分の馬でも馬名は呼ばれますね。実況自体は比較的スムーズに感じたけど、最後は結構勝ち馬連呼するので面白いですねw実況のおかげで今までスルーしてた自分の馬以外のGIも見るようになりましたね。ナリタブライアンはやっぱり実況つきだとテンションが上がる。ナリタブライアンVSマヤノトップガンの有馬記念(史実ではタイキブリザードだったけど)を感動しながら見てました。


何と言っても箱庭ゲーム。自分の種牡馬のサイアーラインを伸ばしていって、血統図を塗り替えて行くのが醍醐味。自分の種牡馬に青のスピード因子が2つつけば、そいつに自分の肌馬を集中させてダービーで6頭出しのリアル社台をやってみたり、海外に種牡馬をもっていって、欧州、アメリカの血統図まで塗り替えてリアルセントサイモンをやってみたりと、これほど幅の広い競馬ゲームは、このゲームしかないですねえ。最強馬作りでは無く、最強種牡馬作りが最高に楽しいゲームです。7以降はマイナーチェンジを繰り返してるけど、個人的に馬産ゲームとしてはこれが終着点だから仕方ないかなと。対戦がダビスタほど熱くないのは、能力の限界値の幅があまり無いからでしょうね。ダビスタVのサイキョウクラウド的な馬が作れないと言うのは残念ですけどね。まったりしていくシミュレーションゲームが好きな俺にとっては、このゲームのコンセプトは素晴らしいと思います。是非皆さんも、始めてみてはいかがでしょうか。競馬ファンなら長く楽しめる造りになっているし、昔の馬の血統もしっかりわかるので、勉強にもなります。


ここでウイポあるあるを…


・超大物と期待してたらパワーC…orz...
・超大物と期待していたダート馬、距離適性が2000〜3400…orz
・種牡馬引退間際にやっと系統認定される条件が揃ったと思ったら、別の馬が先に認定されて間に合わず…orz
・海外セリで相馬さんが良いって馬を根こそぎ買い倒す。
・開始序盤にパーソロン直仔の繁殖牝馬を買いあさる。
・如月さんと安田さん…どちらを秘書にするかが一番時間がかかる。
・サンデー系がすぐに絶滅…。
・思い入れのある史実馬の子供がやたら走らない
・史実補正が掛っている馬が馬群に詰まってもピンボールみたいに弾き飛ばして飛んでくる。
・過去のダートの強豪が、凄い価格で種牡馬入り
・メジロ軍団全盛期イベントに出てくるメジロの3頭が、マックイーン、ライアン…あれ?パーマーは??orz...
・流れ星まで出た超大物がスピード不足orz...
・そろそろ止めようと思った時に出てくる超大物(´・ω・`)ネレンガナ
・馬群に詰まった騎手のレース後コメントが「力は出し切れた」
・ジェニュインがやたら強い
・オートにしてたら新馬戦で同じレースに3頭出しorz...
・スプリンターなのにスプリントGI無視して安田記念に出るorz...
・パワーCの強い中距離芝馬には海外遠征を繰り返す。


ウイニングポスト7 2009 / コーエーWinning Post 7 2010 / コーエーテクモゲームスWinning Post 7 2010 / コーエーテクモゲームス
posted by カタストロフィ at 14:41| Comment(0) | TrackBack(0) | PR | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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