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【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2010年11月30日

ローズキングダム、不利にもめげずに走り切って掴んだ栄光@ジャパンカップレース回顧

ジャパンカップ(GI) 東京芝2400m良
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12.8 - 11.7 - 11.9 - 12.3 - 12.0 - 12.7 - 12.9 - 12.0 - 12.2 - 11.2 - 11.3 - 11.9


ややスローで運ばれて、一応5Fから早くなっているが、結局はL3最速の3Fキレ勝負でした。レース回顧では降着の是非は別にして、単に馬に対する影響を書いておきたいと思います。


1着ローズキングダムは少し出負けするものの、楽に前目につける競馬で1〜2角を馬なりで過ごして2角過ぎで好位の中目を確保。今日は菊花賞ほど掛らずスムーズにレースを進める。3〜4角でも内目を追走して直線に向かう。直線で、進路が無いと、外から併走しそうになる馬を弾き飛ばして進路を作ると序盤から良い脚を使うが、L2で外から伸びてくるブエナビスタが内に切り込んで併せに来ると、これに真っ向から向かって併せ馬になる。L2−1ぐらいでヴィクトワールが外に寄せてきて不利を食らい、ブエナビスタに前カットをされて致命的に後方に下げるが、そこからも諦めずに武が追うと、それに応えて再加速しヴィクトワールピサを何とか意地で交わしての2位入線。ご存知の通り、ブエナ降着で1着にとなった。繰り上げ1着と言うことで、印象が悪いけど、不利の度合いとしては、致命的なものを2度食らってて、一度目はヴィクトワールの斜行で下げた時、2度目はブエナの前カット。もしヴィクトワールが寄れずにそのままブエナとの叩きあいになればもう少しきわどい結果になっていたとは思いますね。一旦下げて、最後はブエナと同じ脚色。確かに不利を受けて下がったから、とも取れないこともないが、下げなければもっと食い下がれたとも言えます。俺個人としてローズキングダムのパフォーマンス自体は十分JC勝利に恥じない内容だとは思いますね。特にいつもの武と違うのは、進路確保の際にかなりシビアに横の馬をはじいていて(これは合法)何と言うか、鬼気迫るものを感じました。ブエナビスタが斜行をして、降着だから勝てたと言うのも結果として当然ありますが、不利が無ければブエナが文句なしに勝ったかと言うと、そうは思えないほどの内容なんですよね。ホントに力をつけている…と言うか小牧が全然駄目だったのか。ダービー以降のこの馬の競馬はホントに素晴らしいですよね。有馬ではロンスパ戦になりそうなので、その辺で皐月賞やスプリングSと言った負け方が気になるけど、武なら問題ないかもと思わせるだけの内容です。今回の件はローズにとってもブエナにとっても後味の悪い結果になってしまい、本当に残念です。ここまで強くなって3歳NO1をしっかり印象付けているだけに…。


2着ブエナビスタは五分のスタートから今回は後方での競馬に徹する。道中も割と一団の中、無理にポジションを上げずにじっくりと競馬。3〜4角で大外からす〜っと楽な手ごたえで徐々に押し上げて行って直線。直線序盤で脚色が違い、後方からすぐに抜け出してくると、L2で脚色のいいローズキングダムを目標に外から内に進路を切り替えて併せに行く。ここで一気に脚色良くローズと併走するが、ローズが不利を受けて下がった時に外から内へ進路をカット。L1ではヴィクトワールに併せに行くが、並ぶ間もなく交わしての完勝のように見えた。…がローズキングダム斜行によって2着に降着となった。降着の是非はともかくとして、ブエナが斜行をしなければ完勝でしたね。ただ、ヴィクトワールが斜行をしなかったら、ローズとの併走でどう転んだかは断言できませんね。それでもブエナが随分有利だったとは思いますが、この辺はタラレバの世界なので。ただ、パフォーマンスとしては、一番強い競馬をしていると言えます。歴代最強牝馬としても良いんじゃないかなと言う安定感とパフォーマンスですね。本当に降着が残念でならないし、出来る限りクリーンな競馬であってほしかった。何もなくても勝っていたと思いますからね。正直個人的に馬券で逆らって申し訳ない気持ちでいっぱいです。


3着ヴィクトワールピサはまずまずのスタートから、すっと楽に先行出来る。誰も積極的に行かないが、絶好位を確保する。3角手前までで少し前とのスペースを開けて追走。3〜4角ではそのスペースを活かして楽に押し上げて直線。序盤でしっかり仕掛けると、3〜4角の加速の流れから、先行勢で一頭違う脚で抜け出しにかかる。しかしL2で外のブエナに併せようと、外に持ち出すが、ローズキングダムにぶつけてしまい、慌てて内に修正する。L1でも伸びは無く、しぶとく粘ってはいたが最後はローズキングダムにも交わされ、3着に終わった。ギュイヨンの騎乗は最後の直線の斜行が無ければ最高の競馬だったんですよね。スタートですっと絶好位を確保し、誰も行きたがらない展開でも、既に一頭だけ流れを作って微動だにしなかった。3角でも前を無視して差を作っておき、4角で加速して直線序盤で一気に出し抜けを計る。ホント、若さの積極性と、それをしっかりフォローするだけの技術を持っている、良い騎手でした。ただ、残念なことに、直線では少し強引さが出ましたね。エイシンにも結果的に審議対象ではなかったけど、結構微妙だったし、ローズには間違いなく大きな不利を与えてしまっています。このロスなく、真っ直ぐ走っていれば、4着とはもう少し大きな差があったんじゃないかな。結果は変わらなかったと思うけど。う〜ん、しかしヴィクトワールの実力は出し切りましたね。府中は不安だったけど、極端なキレ勝負でなければこれだけ対応出来るんだと言う証明ができた点では大きいし、やっぱり中堅のペルーサには負けられないと言うことが分かっただけでも大きいですね。有馬記念なら更に前進できそうです。


4着ジャガーメイルは五分のスタートからある程度押されるが、やはり前目にはつけられずに後方からの競馬。3角である程度おっつけられるが、前との差は詰められずに追走に終始。4角で外目から大外に持ち出して直線。直線序盤でブエナに突き放されるが、後方集団からは徐々に抜け出してくる。しかしL2でもジリジリとしか詰められず、なかなか前との差は詰まらない。L1で前が少しばてたところをしぶとく差しこんできてはいるものの、急追とまでは行かず、3着に3/4馬身差で4着に屈した。序盤の位置取りは確かに悪いけど、ムーアとしてはある程度押して好位を狙おうとしていたが馬が動かなかったということでしょうね。大外まわしては厳しいけど、ラップ的には11.9のところでそれなりに詰めているんだし、この緩いペースでもう少し前目につけられないと、前目から鋭い脚が使える馬、或いは2〜3番手からしぶとい馬がいるこのレベルでは厳しいと言うことでしょうね。力負けでしょう。流石にこの相手で正攻法では厳しかった。


5着ペルーサは、もはやお家芸の出遅れからスタートし、例によって最後方からの競馬。3〜4角では最内から中目を通して直線。直線序盤では進路が無く外目に持ち出す。L2ではジャガーメイルの内後方からしっかり伸びてくる。L1でも伸びてはいるものの、前の馬を交わすほどの脚色は無く、最後はジャガーメイルをクビ差捕え切れない5着に終わった。ん〜出遅れはやっぱり痛いですよね。今回のように終い3Fのキレ勝負を外まわしてジャガーメイルより後方では展開面で厳しい。そうならざるを得ない内は、府中のキレ勝負では厳しいでしょうねえ。距離云々より、スローと縦の位置取り、通った横の位置取り全て、勝てる競馬の流れの中にはいなかったということでしょう。この内容で5着ならむしろ頑張っていると思います。ジャガーメイル同様、このクラスだと、展開待ちでも強い馬は押し切ってしまうので、やっぱりある程度は追走できないと厳しいですよね。有馬ならまぎれれば何とかなるかもしれないけど、適性的には東京向きだろうし、難しいですねえ。


8着エイシンフラッシュは五分のスタートから少し気合を入れただけで楽に先行してしまい、抑えて3〜4番手での競馬。3〜4角で内目から追走して直線。直線序盤で仕掛けるが、既に仕掛けていたヴィクトワールの手ごたえが良く、なかなかつまらない。L2でヴィクトワールが外にヨレた際に小さくは無い不利を受けてしまうが、ローズと違うのは、もうすでに抵抗するだけの脚色が無く、そのまま後方まで下がっての8着となった。う〜ん、残念でした。今回はダービーと違って究極のキレ勝負というわけでは無く、それなりに総合力が問われたレース。そこで先行して出し抜けるだけの馬では無いと言うことでしょうか。個人的に追い切りでいつものような弾ける感じが見られなかったので、予想面では評価を下げた形になったんだけど、体調だけの問題なのかなあ。疑問が残りますね。とりあえず、評価を少し下げた方が良さそうかな。有馬でどこまで巻き返せるのか。皐月賞のロンスパ戦ではそれなりに強い競馬をしているんだけど、どうかなあ。


14着ナカヤマフェスタは五分のスタートから馬なりで前目につける。2角過ぎで、最終的に5〜6番手の好位で競馬。3〜4角では外から追走、出口で仕掛けて直線。直線序盤からスムーズな競馬をしているのに全く伸びず、そのまま最後まで全く伸びる気配を見せないまま14着の惨敗に終わった。う〜ん、確かに府中は得意ではないんですけど、今回の敗因はそれだけでは無いような気がしますね。直線で全く伸びる気配が無かった。有馬記念では適性面で狙ってみたい馬だけど、このレースを見ると、かなり不安が残りますね。
posted by カタストロフィ at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

スプリングソングが復活で重賞初制覇@京阪杯レース回顧

京阪杯(GIII) 京都芝内1200m良
keihannhai3.gif


12.2 - 10.7 - 11.0 - 11.0 - 11.5 - 11.6


前半3F33.9、後半34.1と、割と平均的なペースでラストもそれほど落とさず。その前の1600万下が1:08.4なので、まずまずの時計でしょうね。このラップだと後方からでは厳しいでしょうね。


1着スプリングソングは五分のスタートから押して先行策。2F目で少し離されそうになったが押して追走し3番手を確保。3角で中目から馬なりで前にプレッシャーをかけ、4角で仕掛けて直線。直線序盤で抜け出せそうで抜け出せず、L1でも手ごたえ見劣る感じで一旦はケイアイに先頭を譲ったが、最後の最後で踏ん張って食い下がり、ケイアイと鼻面を合わせて入線。何とかハナ差制しての1着となった。序盤にしっかり先行し切れたのが良かったですね。最後までしっかり粘ったし、馬自体も良く頑張った。L3FではL3が最速なので、ここで中目から前にプレッシャーを与えて1,2番手を潰して、差し馬を抑え切ったのだから、見た目以上の内容ですね。屈腱炎からの復活劇、重賞を勝てるぐらいの力はあっただけに、無事帰って来れたのが最大の勝因でしょうねえ。


2着ケイアイアストンは好スタートから押して、内の様子を見ながら好位の中目で競馬。3〜4角で内目を馬なりで追走して直線で上手く進路を確保。序盤で一気に伸びてくると、スプリングソングを交わして一旦前に出る。しかしL1最後の方で伸び切れず、逆にスプリングソングに差し返されて並んでの入線。ハナ差の2着に屈した。3〜4角で楽に前を見ながら競馬出来たのと、直線ですっと進路が開いた。そこからの伸びは良かったんですが、最後は少し脚色を落としたのかなと。ある程度追走して、終いしっかり伸びてこれた。京都1200にぴったり合っている馬ですね。


3着モルトグランデはまずまずのスタートから後方に下げる。3角で仕掛けて最内から一気に押し上げ、4角で馬なりで進路を待ちながら直線。直線序盤で内目に出しながら、狭いところをきっちりついてグンと伸びてくる。L1で最内を出し抜きにかかるが、最後で伸び切れず、外の2頭に交わされての半馬身差3着に終わった。上位2頭に比べると展開面で恵まれましたね。序盤で先行せずに後退していって、3〜4角最内を通せたのはこのラップでは大きかったですね。それでも最後で差せなかったという点では上位2頭とは少し差を感じますね。この馬なりに良く頑張ってはいます。


4着スカイノダンは五分のスタートから序盤で様子を見るが思ったより前につけられずに中団まで下げてから追走し始める。3〜4角で内目を追走するが、4角出口で窮屈になって直線。直線序盤では進路が無く、一番手ごたえのいいケイアイの後ろで伸びを見せる。L1でもしっかり外から伸びてくるが、前とは届かずに完敗の4着。ん〜、下手糞に乗りましたね。国分君は1200はあまり上手くないんですが、その原因が序盤の運転が甘いんですよね。最初から下げるつもりならそれでもいいんだけど、今回も悪い位置になってから追い始める。結果的に4角で一番窮屈な所を選んでしまうと言う、後手後手の結果になりましたね。馬自体はこれでも最後まで伸びてきているし、ここでも好勝負出来るだけのものは見せているんですがね。重賞を勝ったとはいえ、国分君はまだまだこれから。今以上に頑張ってほしいですね。


5着ジェイケイセラヴィは好スタートから出方を見ながら徐々に下げて後方からの競馬。3角で少し置かれたが、ここで最内を突く。4角では最内に突っ込んでいって直線。直線序盤で最内を突こうとするが、進路が無く、進路を中目に切り替える。そこからは上手く捌いて伸びてはきたが、スカイノダンには見劣っての5着完敗。少し消極的な競馬になりましたね。結果的に厳しいレース展開だった。それを最内を選んだことでリカバーしたかなと言う感じですね。馬自体は良く頑張っているけど、この競馬では厳しいです。


10着ダッシャーゴーゴーは五分のスタートから後方での競馬。3〜4角で大外をぶん回して直線。直線序盤も悪くない脚をつかったが、コーナーワークで開いた差が大きかった。ラストはなだれ込む形で10着完敗。まあ着順ほど悪い競馬では無いです。と言うか、下手に乗りすぎ。まあこの馬は前半器用な競馬が出来るタイプでは無いので、前が止まりにくいキレ勝負の京都1200は不向きだとは思います。やっぱり阪神1400辺りがベストじゃないですかねえ。


18着グランプリエンゼルは五分のスタートから中団で競馬。3〜4角を外目をまわして直線。直線で既に脚色が無く、徐々に下げていって18着に沈んだ。スムーズな競馬が出来なかったにせよ、完敗ですね。こういう軽い切れ勝負ではやはり厳しいんでしょうね。
posted by カタストロフィ at 17:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/5(日)ジャパンカップダート(GI)@重賞展望

ジャパンカップダート登録馬一覧

アドマイヤスバル 57.0
アリゼオ 56.0
ヴァーミリアン 57.0
オーロマイスター 57.0
キングスエンブレム 57.0
クリールパッション 57.0
グロリアスノア 57.0
シビルウォー 57.0
シルクメビウス 57.0
スズカコーズウェイ 57.0
スマートファルコン 57.0
ダイショウジェット 57.0
ダイシンオレンジ 57.0
ダノンカモン 57.0
トランセンド 57.0
トーセンブライト 57.0
バーディバーディ 56.0
マカニビスティー 56.0
マコトスパルビエロ 57.0
マルカシェンク 57.0
ラヴェリータ 55.0
ラッシュストリート 57.0
ワンダーアキュート 57.0


予想はしやすいが、悲しいことに海外馬の参戦がゼロ。これではレースの存在意義が問われるなあ。ジャパンカップも含めて体系を考えないといけないと思いますよね。BCに挑戦して惨敗となったエスポワールシチーの回避、JBC浦和記念と勝ったスマートファルコンも回避ということで、随分小粒のメンバー構成。


混戦の中、中心となるのはやはり抜群の安定感と前走新設重賞のみやこS勝利のトランセンド。キングスエンブレムやクリールパッション、ダイシンオレンジと言ったダートの強豪を寄せ付けずに逃げ切った。強引に行き切って、自分の競馬に徹した結果、持っているパフォーマンスを更に押し上げての完勝は評価したい。ただ、坂のある阪神で持ち味のスピードを相殺される可能性を考えると、少し不安はある。そのあたりが騎手の脳裏に働けば、かえってスピードを活かす競馬が出来なくなって駄目になるパターンもある。阪神でも自分のスタイルを貫けるかがポイントだろう。


相手筆頭は格で言うならば、この馬を置いて他はいない、ヴァーミリアン。帝王賞ではまさかの完敗も、川崎記念ではフリオーソとの接戦を制している。昨年のJCDでは敗れていて阪神適性と言う点でも少し不安があるのは確かだが、地力面ではやはり一番強い馬であることは確かだろう。休み明けぶっつけでGIと、出来の面で不安が残るものの、やはり意地を見せてほしい。


JBCではタフな馬場でハイペースを追走に苦労し4着に終わったシルクメビウスだが、昨年エスポワールシチーに完敗したものの、ゴールデンチケットやサクセスブロッケンらをしっかり捕えて2着にあがったのは評価。やはりある程度終い勝負になった方が良い馬で、阪神1800はベストだろう。軽い馬場向きだと思うし、ある程度馬場が湿った方が良いとは思うが、阪神の舞台なら末脚をしっかり出し切れるか。


キングスエンブレムがGI戴冠へ向けて順調。阪神のダートは恐ろしく強く、シリウスSでは凄いキレで一気に抜け出した。相手がラヴェリータ、マイネルアワグラスと中堅どころだったのもあるが、前走ではトランセンドには及ばないものの、中団から強い内容で2着。勢いをひしひしと感じる馬だ。数少ないウォーエンブレム産駒の牡馬。相手も強化されるが、それでもエスポワールシチーのいない混戦。一気に浮上できる要素は十分にそろった。


南部杯で不動のダート王だったエスポワールシチーにまさかの土をつけた新星オーロマイスター。その勢いを持って挑んだJBCではハイペースに苦労して持ち味を活かせず10着大敗。1700mはそれなりにこなせるが、1800mの実績的には少し足りないだけに、このクラスだと1800mの距離が単純に不安になるだろう。阪神は初となるが、中山ダート1800mの実績はそれなりにあるので、距離や坂が全く駄目では無いだろうが。やはりマイル〜1400でスピードと切れを活かすのがあっているか。


エルムSで後の南部杯馬オーロマイスターをしっかり捕えたクリールパッションも怖い。エーシンモアオバーやアドマイヤスバルと言った所を問題にしなかったのは地力の高さだろう。単純な地力はここでも十分通用するだろう。しかしみやこSでは見せ場を作れなかった…。そのうえ、阪神での実績が皆無で、重賞、条件戦の2戦、合わせて3戦全着外。条件戦は2戦とも二桁着順と適性面ではかなり不安を抱える。相手はそれほど強くは無いが、ここはあまりいい条件はそろってない。


芝路線からはアリゼオが登録。父はシンボリクリスエス母父フジキセキで、比較的スピードのあるタイプだし、ダートがいける可能性もあるが、近年の芝路線組はことごとく打ち負かされており、そういう意味では不安が先に立つ。それでもタフな皐月賞を先行して粘っていたり、ダートに必要なパワー型のスピード持続力を持っていて、終いの切れも持っているので、ダート適性さえあれば。レースレベルも今までのJCDと比較するとかなり低い水準だと思うし、やれて良い。


昨年は台風の目だったワンダーアキュートも今年はまだ1戦のみ。それでも長期休養明けながら、前走のみやこSでは悪くない内容だっただけに、昨年のパフォーマンスを見返せば、昨年から相手弱化の今回は当然圏内に食い込んで来れるはず。阪神ダートで強い勝ち方をしている馬でシリウスSではゴールデンチケットや兄のワンダースピードを全く寄せ付けない完勝。武蔵野Sでは追走してきた先行馬を潰したハイペースの踏ん張り。スピード能力は抜けているし、阪神中距離の適性も素晴らしい。侮れない。


武蔵野Sで復活Vを遂げたグロリアスノアも登録。1800mはレパードSの完敗、2000mではJDDで4着と、正直に中距離は長いと言う印象ではある。阪神でもプロキオンSで完敗を喫しており、プラスに働きそうな要素はあまり無いが、それでもこのメンバーなら何とか勢いでごまかせるかもしれないか。


同じく武蔵野Sで2着のダノンカモンだが、こちらも1800m適性は疑問。新潟で1600万下で4着に敗れているのはどうにもプラスに働きそうもない。1600mでも微妙に長い気はするが、逆にこのスピードがGIの舞台で活きる可能性もある。それでも強調はできないか。


ラヴェリータがどうか。JBCでは持ち味が出せずに完敗。シリウスSではキングスエンブレムのキレに屈したが、L1では最後までしぶとく食い下がって抵抗した。この辺りは流石に地力の高さの証明だろう。前々走はハンデ56.5と牝馬には厳しいものだったし、勝ち馬は牡馬なのにそれより重かった。今回は逆転。JBCの完敗はともかく、条件面では面白い存在になりそうだ。


ダイシンオレンジも圏内。前走みやこSで休み明けとしても信じられないほどの惨敗を喫した。今までの傾向的にも京都より阪神の方が安定感を欠く競馬をしているし、スピード持続力が売りだけに、阪神の坂がカギ。


他にも前走JBCで復調の兆しを見せたアドマイヤスバルや重賞の常連ダイショウジェット、復調刷れば怖いマコトスパルビエロや、3歳馬バーディバーディと、混戦を物語る、色々微妙な面が多い馬のオンパレード。外国馬のいないJCDだが、今年は混戦で悩まされそうだ。
posted by カタストロフィ at 00:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 重賞展望 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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