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2010年07月14日

拝啓オグリキャップ様



自分にとってオグリキャップとは伝説ですかね。
競馬に嵌った時にはオグリキャップはすでに引退。
種牡馬としても成功しておらず、リアルタイムで
オグリキャップを知ると言うことは難しかったです。


ただ、ネット技術が発展するにつれ、過去の映像などが
鮮明に見られるようになり、全レースを見ると、
オグリの競走馬としての凄さを目の当たりにしましたね。


イナリワン・スーパークリークとの3強対決を筆頭に、
タマモクロスとの世代交代までの道のり、
ホーリックスとの死闘、完全に勝てる競馬をした
バンブーメモリーを根性で差し切ってしまう。
正直根性などという精神論はこと競走馬においては
不要だと思っていますが、常識の範囲外の活躍を
見せたオグリキャップ。根性という理由づけで納得
したいのかもしれませんね。


最後の有馬記念、「さあがんばるぞオグリキャップ」
白川さんの素直な感情が見えた素晴らしい実況とともに、
最後はメジロライアンを退けての復活。


最近の競馬に欠けたものが昔にはあった。

復活のブライアンにはおぜん立てのトップガン。
スペシャルウィークには常に宿命のライバル、
グラスワンダーが立ちはだかった。
ブルボン、マックというスターを打ち負かした
淀の申し子ライスシャワーは淀に散る。
2000年以降の近代競馬に突如として産まれた昭和の雰囲気、
タップダンスシチー・ヒシミラクル・アグネスデジタル・
シンボリクリスエスの個性派時代。

競馬というスポーツが盛り上がるには、やはりライバルが
必要なのだと痛感した。ウオッカにもダイワスカーレットが
いなければ盛り上がりに欠けた馬になっていたかもしれない。
強いライバルがいるからこそ伝説が産まれる。

今の競馬に求めるとすれば、苦手な条件から逃げないでほしい。
どんな条件でも勝てる馬なんてのはごく限られた存在。
しかし、走らなければファンはわからないし、
その馬の可能性を人が勝手に決め付けるのは良くない。
マイルCS勝利後、連闘でJCホーリックスとの死闘に挑み、
2着に健闘したオグリキャップが、競走馬の無限の可能性を
人間に証明してくれたのだから。
posted by カタストロフィ at 22:29| Comment(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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