ちなみに競馬ブームも一杯あったんですが、大きく分けると
◎ハイセイコーブーム…第1次競馬ブーム
(これはおっちゃん世代。50〜60歳ぐらい?)
○TTGブーム(これも50歳〜60歳ぐらいかなあ。)
◎オグリブーム…第2次競馬ブーム
(30〜40代ぐらいかな。とにかく当時興味なかった小学生の俺でも知ってた。)
▲テイオー以降ブライアン〜伝説の97春天ブーム(この辺は合体してると思うw)
△マキバオーブーム(そこそこは影響があったかな)
○ダビスタブーム(20〜30代に絶大な影響。)
○ハルウララブーム(競馬ファンにはそれほど大きな影響は無かった)
○ディープインパクトブーム(凱旋門賞後は微妙な空気に)
△ウオッカブーム(ブームと言えるほどでは無いが。)
大体これぐらいに分けられるはず。俺的感覚だと一般人への知名度と言う点では、ハルウララとディープインパクトはそう差が無いように感じるし、ウオッカはもっと下。あくまで一般への知名度的にね。
まあ、実際オグリキャップとかTTG、ハイセイコーは俺もリアルタイムで知ってるわけではないので、詳しくは書けないんだけど、オグリキャップのぬいぐるみは競馬に関係なく、皆持ってた。波及率と言う点でオグリ以降では抜けてると思うんだな。これはまあ個人的な意見ですが。
で、これだけのブームの中で、じゃあ何がオススメかと言うと、実は漫画「みどりのマキバオー(第1部)」だったりします。理由は、すっ飛んだ漫画だし、ところどころ競馬ではありえない事がありながら、競馬の本質から大きくずれてはいないと言う点で、競馬漫画として素晴らしい漫画だと言えるからです。
もちろんあんな馬はいないしwネズミはしゃべれないし、ダービー馬の秋初戦が障害とか、ベアナックルの存在とか、そんなことは現実ではありえませんが、サトミアマゾンのくだりやアマゴワクチン、ニトロニクス、トゥーカッター、そしてカスケードなど、どれも競馬の中にある根底の部分を備えていて、それをうまく引き出せてます。「みどりのマキバオー」で競馬のすべてが分かるわけでは無いですが(時代考証もあるし)ある程度しっかりした説明がありますし、最初に入るには意外とこれが一番良いと思いますね。現実の競馬でいきなり思い入れを作れってのは無理だし、漫画なら思い入れを作りつつ、一気に読めてしまうので。
ああ、第2部は蛇足です。競馬漫画としては。

