東京優駿(GI) 東京芝2400m不
1着05オルフェーヴル 池添 2:30.5
2着01ウインバリアシオン 安藤勝 1 3/4
3着07ベルシャザール 後藤 7
不良馬場で行われた壮絶なほどのサバイバルレース。ダービーという名に相応しいだけの地力勝負で残ったのはウインバリアシオンとオルフェーヴルだけだった。直線序盤では進路がなく、無理やりこじ開けて突き抜けたオルフェーヴル。外からウインバリアシオンが伸びを見せると、この2頭で他馬をグングン千切っていった。しかし、さすがは皐月賞馬、迫るウインバリアシオンを寄せ付けずにそのまま突き抜けた圧巻の二冠劇となった。JRAのCMが二冠馬トウカイテイオー。まさに、テイオーに比肩する二冠馬の誕生だ。
2着には青葉賞で見せたキレ味だけではなく、タフさを見せて皐月賞馬に唯一食らいついたウインバリアシオン。父ハーツクライの無念は晴らせなかったが、その実力を証明するにはあまりにも強烈すぎるインパクトだった。3着馬ベルシャザールを千切っての2着は大いに評価されるべきだろう。
2番人気サダムパテックは直線で伸びを欠いた。デットーリ騎乗デボネアも見せ場なし。2頭のマッチレースがすべてと言って差支えがないほどのレースだった。
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2011年05月29日
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