出走馬一覧
イコピコ 57.0
コロンバスサークル 52.0
ストロングガルーダ 54.0
ダンスインザモア 55.0
ファストロック 50.0
ブリッツェン 56.0
ホッカイカンティ 56.0
マヤノライジン 54.0
マンハッタンスカイ 56.0
メイショウクオリア 56.0
リリエンタール 55.0
なかなかに渋いメンバーがそろったが、その中に勢いに乗る馬も何頭かいてそれなりに楽しめそうな一戦。洋芝適性を見せている地味な実力馬を取るか、未知の魅力ももつ若手を取るか。
中心は地味な実力馬メイショウクオリアだ。洋芝オンリーの北海道開催では抜群の安定感を持つ馬。軽い馬場だとスピード負けしてしまうが、この力の要る洋芝で激しくなりにくい小頭数はやはり魅力。前走はハイレベルのレースに先行争いですでに脚を終わらせていたし、前々走は高速馬場でキレが明らかに足りなかった。休み明けは不安も、パッとしない相手にこの条件なら初戦からでも。
相手筆頭には連勝で重賞まで制したブリッツェン。相変わらず地味だが、マイペースで運べれば最後はそれなりのキレとしぶとさで粘りこめる。ダービー卿は展開・相手に恵まれたのでここが試金石の一戦。とはいえ、逃げてからは底を見せていないし、上のクラスではないとはいえ札幌1500mで勝利と適性面での不安もない。このメンバーなら先行争いはそう苦にしなさそうで、再度ハナを主張できれば勢いは一番。
3番手には4歳馬リリエンタール。モンジュー×モンズーンと重ったるい血統ながら、それなりのスピードは持っている馬。ただ不良馬場の前走で鋭く伸びきったり、日高特別で洋芝巧者のエジソンをしっかり退けたりと、力の要る馬場でこその印象で、洋芝は歓迎の口のはず。2走前の東京1800mきぼう賞でも、やはりキレ負け。この条件で積極的な競馬が出来れば力は秘めている。
穴候補ではコロンバスサークルか。ここ3走は条件が悪かった。前走は軽い馬場でスピード負けの印象。3〜4角で外目、少し苦しい競馬になったのもある。2〜3走前は距離が長かったが、メトロポリタンSでは2番手でL3最速の苦しい競馬の中で、しぶとく食い下がって0.2差。ある程度タフさが問われる舞台がいいし、前半はゆっくり運べる方がいいのでこの条件はピッタリか。中距離がベスト条件でレース運びがスムーズなら。
他にも洋芝巧者が多く、馬券的にも面白いレースになりそうだが、ここを勝ってサマー2000路線の主役候補を探るのも面白そうだ。
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