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【競馬ニュース】●L.デットーリが日本ダービーでデボネアに騎乗

【5/22(日)優駿牝馬(GI)】●展望

【5/22(日)東海S(GII)】●展望

【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2011年04月07日

トゥザグローリーが躍進!GI馬相手に完勝@日経賞(GII)レース回顧

日経賞(GII) 阪神芝外2400m良
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12.6 - 11.4 - 13.4 - 12.9 - 12.4 - 12.5 - 12.3 - 11.9 - 11.5 - 10.8 - 11.4 - 12.3


前半こそスローで推移するものの、後半5Fから加速、4Fからかなり速い脚を立て続けに求められている感じで、逃げ先行馬には極めて厳しい展開になっていると思われる。L3最速で、L112.3とかなり落としているが、これは仕方ない。


1着トゥザグローリーは五分のスタートからじわっと追走して離れた4番手ぐらいで競馬。少し掛かるぐらいの行きっぷり。スローペースでもギリギリ折り合っている感じで3角。3角でミヤビランベリが仕掛けてペースアップ。ここで馬なりで最内をロスなく追走。4角でもポケットを追走して押し上げ、2番手1馬身ほどで直線。序盤でも馬なりで楽に先頭に立ち、外のローズキングダムを見て仕掛ける。L1では更に突きはなし、2馬身半差の圧勝となった。騎乗も完璧でしたが、この馬の底知れぬ能力は本物でしょうね。有馬3着あたりから本当に変わってきたというか。ラジニケの敗因はタフさ負けなんじゃなくて、スピード負けだったんだなと。当時距離が延びて良くなってくるとは思わなかったけど、この競馬が出来るなら問題ないでしょう。かなり強いです。GI戦線の主役の1頭になりましたね。ローズとは斤量1kgあったとはいえ、この内容ならあまり関係なさそうです。


2着ペルーサは五分のスタートからじわっと押して中団で進める。道中もそれほどかからずにしっかりと進める。3角のペースアップでローズキングダムの丁度真後ろと絶好の位置で、内目を仕掛けながら追走。4角手が動いて中団で直線。序盤で4番手まで上がるが、前との差は縮まらない。L1でしぶとく伸びて、ばてたローズキングダムをかわすものの、前のトゥザグローリーには離されての完敗2着。競馬としても完敗ですね。4角最速地点で追われっぱなし。この辺で切れ負けしているし、L1の落ち込みでも思ったほどは伸びなかった。秋天の競馬を見ても、もう少し際どく突っ込んできても良かったかな。この馬は出遅れが解消してくればマイル〜2000mを使った方がいいような気がしますね。長距離でゆったり運んでからの切れ勝負では分が悪いように感じます。能力は高いんだけど、適正面で長距離だと少し安定しないかな。


3着ローズキングダムはまずまずのスタートから馬なりで中団につけて競馬。スローでやや掛かりそうになるも、上手く折り合う。3角のペースアップで中目を追走、4角で少し鞍上の手が動くとすっと反応して中目を押し上げ3〜4番手1馬身半ほどで直線。序盤で仕掛けて一旦はトゥザグローリーとの叩き合いかと思ったが、すぐに突き放される。L1ではさらにペルーサにもかわされて、GI馬として何とか面目を保つ3着となった。負けはしたけど、ラップ的に一番速い地点では、一番強い競馬をしているんですよね。現役屈指の切れを持つ馬らしく、仕掛けると10.8のところですっと反応して押し上げて行くあの芸当は流石。強烈な切れを持っています。今回はそれがL3だったというところに3着になった敗因がありますね。ペルーサに先着されたのは展開のアヤでしょう。トゥザグローリーには完敗ですが。


4着マイネルキッツは五分のスタートも、押されすっと行き脚つかずに後方に下げて競馬。スローで中団。3角のペースアップで最内を押して押してトゥザグローリーの後方を追走、4角でも激しく追われて中団最内で直線。序盤で突き放される。L1でも上位3頭とは離されて、ばてず伸びずの4着。この馬としてはこんなもんでしょう。切れ勝負に対応出来る馬では無いので。ただ、競馬としてはベストに近いです。ロンスパ戦L3最速を最内で立ち回って、しかも勝ち馬の真後ろにつけられて全くロスのない競馬。切れ勝負とはいえ、L1は大きく落としているので、ここで一緒になって脚色鈍らせているようでは完敗と言わざるを得ないですね。上位とはやはり大きな差があります。京都で先行できれば変わってきてもとは思いますが、単純な能力差は大きいですね。


5着エーシンジーラインは好スタートから押して積極的にハナを切る。ビッグウィークに競りかけられても譲らずにハナを主張。そのままゆったりとレースを作り、3角までスローで競馬。3角でミヤビが競りかけに行って、ここでペースアップ。楽な手ごたえでハナを譲らずに4角でも最内で1馬身ほどのリードで直線。序盤であっさりトゥザとローズには交わされるが、意外としぶとく抵抗。L1でもローズやペルーサにはそこまで大きく離されない5着となった。展開を考えればこの馬が一番厳しい競馬だったんですよね。それでも実は最速地点で馬なりで余裕と、このクラスの競馬にも対応してきたとみたほうがいいですね。意外な感じだけども、このクラスで切れ負けをしなかったと言うのは大きな評価をしないといけないと思います。東京の2400mで単騎逃げが決まれば怖いですね。力をつけてきているか、状態が良かったかでしょう。ちょっとびっくりです。


9着ミヤビランベリはまずまずのスタートからゆったり進めて離れた3番手。序盤の緩いペースに少し掛かる所を見せる。3角手前では少し外に持ち出して口を割っているような感じ。3角で我慢できずに動いてプレッシャーをかけに行く形。3〜4角で内目を追走して3〜4番手で直線。序盤でもう脚が上がってズルズル後退。L3最速で押し上げたとはいっても、これは負けすぎ。力負けか状態が悪かったか。


10着ビッグウィークは好スタートからハナを窺う勢いだが、エーシンを行かせて2番手で競馬。3角で仕掛けて動き出そうとするが、ここで前2頭に置かれる。4角で内目、仕掛けるが全く反応できずにずるずる後退、中団で直線。直線で追われても全く良い所なく殿負け。流石に負けすぎですね。適正面もあるけど、それ以外にも大きな敗因はあると思います。いくら適性外でも神戸新聞杯の内容からここまで大敗する馬では無いはずなので。



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いよいよ日本ダービーへ向けて、クラシック路線が本格化。桜花賞から始まり、
今年は皐月賞が東京開催。混戦だけに、色々な情報が必要かとも思われます。
古馬路線では、層の厚い4歳馬が快進撃。3歳春の主役から、秋以降の成長を
見せた馬が多数。現在の力関係がどうなっているのか、色々な情報が必要でし
ょう。春のGI戦線を一歩有利に。

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posted by カタストロフィ at 12:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月31日

オルフェーヴルが鋭い切れ味で、一気にクラシック主役へ@スプリングSレース回顧

スプリングS(GII) 阪神芝1800m良
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12.4 - 11.1 - 11.5 - 12.0 - 12.5 - 12.1 - 11.2 - 11.3 - 12.3


前半早く、中盤緩んで後半早い、上級の阪神1800mになりがちなラップ推移ですね。序盤脚を使って先行したものの、中盤で緩んでリードが小さくなっての後半の切れ勝負、L1落とすラップなので、差し馬有利の展開で、先行馬にはかなり厳しい展開だったかと思われます。


1着オルフェーヴルは、父ステイゴールド母オリエンタルアート(父メジロマックイーン)産駒。やや出負けからじわっと追走して中団ぐらいで競馬。道中やや掛かり気味で、3角手前で少し窮屈になって下げて中団後方。3〜4角では外から楽な手ごたえで押し上げて行き、好位集団の大外3馬身ほどで直線。序盤で一気に切れて2番手から先頭を窺う勢い。L1でしっかり突き抜けると、差を縮められずにきっちりと抑えきって3/4馬身差の快勝となった。凄い切れ味でした。緩んだ3角手前で窮屈になって下げたり、最速地点で大外をまわしたりと厳しい状況ながら2Fで速い脚を使ってラストもしっかり粘ったというのは最大限評価したいですね。この馬はペースが上がって良くなる馬だと思います。今回は緩んだところで下がる不利がありながらの内容なので、相当強いですね。


2着ベルシャザールは五分のスタートから押して先行争い、好位で進める。向こう正面では掛かりっぱなしで進め、抑えきれずに3番手まで押し上がる。3角で最内ポケットで落ち着かせて、4角で上手くグランプリボスの後方、内目をついて4〜5番手1馬身半ほどで直線。序盤で上手く進路を作り3番手まで押し上げるが、オルフェーヴルに切れ負け。L1でしぶとく盛り返して粘りとおすが、差は詰められずの3/4馬身差2着となった。今回は前に行けるスピードがマイナスになった上に、直線までに差を詰められての切れ負けが大きかったですね。これだけロスがありながら、最後までしぶとく競馬が出来たし、もう少しスピードを純粋に武器に出来るコースなら相当能力はありそうですね。今回は苦しい競馬ながらしっかり伸びきれたのは評価。


3着ステラロッサはまずまずのスタートから押して追走も、苦労して後方まで下がる。3角手前でも追走してやっとという感じ。3角で緩みだして、ここで外から押して押してオルフェーヴルを見ながら追走、4角でやや置かれて中団やや後方で直線。序盤で外から追われると、しっかり伸びてきて4番手、L1で更にと行きたかったが伸びきれず。それでも何とか権利確保の3着に終わった。力負けですね。オルフェーヴルとは逆にスムーズにスムーズに競馬しながら、最速地点で少し置かれたし、緩んだから押し上げられた感じ。勝負どころで脚を使えなかったし、L1で伸びたというほどでもなかった。上位2頭と比較すると、結構力差は大きいと思います。現時点では本番でどうこうとまでは。


4着グランプリボスは好スタートから逃げ馬の出方を見ながら競馬。それでも2F目から徐々に掛かりだして、抑えが利かずに2番手で競馬。終始掛かって進める。3角でもう逃げ馬が垂れて、先頭に立ってしまう。4角でも馬なりで1馬身ほどリードで直線。序盤で追われると二の脚で突き放しにかかるが、オルフェーヴルに強襲される。L1で流石に踏ん張りが利かず、オルフェーヴルから2馬身ほどの差で4着に敗れた。個人的には良い負け方だと思ってます。まずL3最速で逃げ馬が勝手につぶれて目標になった。それでも二の脚での突き放しは流石で、単純な一本調子の馬では無いことが分かったのは、東京2000の皐月賞と言う舞台には対応できそうです。問題は折り合いでしょうね。このペース、緩急、L3最速という展開で、休み明けでこれだけ出来れば上等だし、ラップ面では一番強い競馬をしたとも言えますので。前がばてにくい開催初週の東京なら前残りが望めそうです。NHKマイルも良いですが、是非皐月賞に向かってほしい。この馬も相当強いことが再確認できましたので。距離と言うより折り合いの問題でしょう。


5着エイシンオスマンはまずまずのスタートから馬なりで出方を見ながら先行。最内ポケットで競馬。少し頭を上げることもあったが、割とスムーズに競馬。3角までに中団まで下げ、最内を追走、4角でも最内をロスなく追走して直線。直線でも最内を突いてしぶとく伸びを見せるが、L1で伸びきれず、上位からは話されての5着となった。展開的にもロスなく、最速地点で最内をついて、進路確保も直線の仕掛けも抜群。これでも5着なら厳しいでしょうね。岩田は完璧に近い競馬をしたと思います。


13着リベルタスはまずまずのスタートからじわっと追走、中団の競馬に。折り合ってしっかりと進める。3角で外から押し上げるも、4角で既に手が動いて好位集団で直線。序盤で追われるが全く伸びを見せず、L1では騎手もあきらめて追わずに完敗。う〜ん、ディープ産駒は良く分からないですね。ディープサウンドもそうだけど、突如謎の大惨敗をしてしまう。今回もスムーズな競馬だったし、これでなんでこんなに負けるのかがわかりませんね。ペースが上がると良くないと言っても、リベルタスはそういうペースでも実績を出せているわけで、ちょっと敗因がつかめません。


15着リフトザウイングスはやや出負けして押されるも、後方からの競馬。3角までに最内を突く。3〜4角でも最内を押しながらエイシンオスマンの後ろを突いて直線。序盤で追われるが、全く伸びない。そのまま全く見せ場なく完敗。う〜んなんなんでしょうかね。安定しないというか。時計が問われると苦しい気がします。距離はもう少し長い方がいいのかも。
posted by カタストロフィ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キンシャサノキセキ、生涯最高の勝ち方で有終!@高松宮記念レース回顧

高松宮記念(GI) 阪神芝内1200m
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12.1 - 10.8 - 10.7 - 10.7 - 11.4 - 12.2


阪神1200で初のGIと言うことで、傾向がつかめなかったけど、思った以上に前傾ラップになったなあと言うのが正直なところですね。前半33.6が出るとは。綺麗なスプリント戦になっていて、力通りの決着になったとみて良いんじゃないですかね。差し馬でも届く展開だけど、それでも前半10秒台のラップを追走して、最後のバテ差しで一緒になってばてずに食い込んできた馬と言うことなので、スプリント能力は高いとみて良いと思います。


1着キンシャサノキセキは五分のスタートから押して追走し、楽に先行争い。3角手前でで窮屈になるがこらえる。3角で3〜4番手内目を追走。4角でも楽な手ごたえですっと中目から進出して1馬身ほどで直線。序盤で抜け出しを図るダッシャーゴーゴーの外からしっかり伸びて馬体を併せる。L1でしっかり交わすとそのままサンカルロ以下の追撃を許さずの1馬身1/4差完勝。キンシャサノキセキって強いんだけど、勝つときは僅差ってケースが多かった。これだけ強い競馬が出来るとは思いもよらなかったけど、それぐらい圧巻でしたね。3角の不利など全く影響外でした。ただ1頭7秒台で走りきっていますし、引退レースが一番強いという特殊な例ですね。惜しい、引退が惜しい。惜しまれながらの引退が一番いいのは確かですがね。8歳馬ですし、種付けシーズンに間に合うので。今度は良い産駒を出すことで、がんばってほしいです。


2着サンカルロは五分のスタートから押して押して追走、後方ぐらいで進める。3角で内目を馬なりで追走、4角で仕掛けて中団やや後方で直線。序盤で馬群の中目から鋭く伸びて中団まで押し上げる。L1で前がばてたところで一気に急追、2番手争いにするすると中目からポジションを上げていくが、キンシャサには届かずの2着となった。やっぱり1200mだと序盤でポジション確保するのに苦労しましたね。ただ、それでも今回はハイペースで、追ってばてないこの馬としては緩まずにしっかり地力戦になったというのが大きかったと思います。緩まなければ本当に強い。中山1200向きと言うのもその辺が大きいんでしょうね。キンシャサが強すぎたのもあるけど、直接的な敗因は4角まで動けなかったことだと思いますね。その辺も含めて力差ではありますが。しかし強い馬ですね。見直さないと。


3着アーバニティはまずまずのスタートから無理せずじわっと下げて中団やや後方ぐらい。3角でもスムーズに最内を通ってロスなく進める。4角でじわっと仕掛けて中団で直線。序盤で外目に持ち出すと、L1でしぶとく伸びてくる。序盤の脚色の割に、最後までしっかり伸びてきて、3着に滑り込んだ。う〜ん、騎乗が完璧でしたね。3角で窮屈になっていた先行勢を尻目に最内で混雑を避けることが出来る最高のポジショニング。3〜4角では前との差があって動きやすかったし、直線の進路の取り方もスムーズ。出来も良かったと思うし、これで3着なら上位とは力差でしょうね。


4着ビービーガルダンはまずまずのスタートから押して押して先行争いに顔を出す。最終的に窮屈になって下げて中団。3角で内目を追走して4角で外に出し仕掛けて中団で直線。序盤で外からしっかり伸びてくる。L1では脚色が他の差し馬と同じになって、なだれ込んでの5位入線、ダッシャーの降着で4着となった。先行争いで良いポジションを取れなかったけど、結果的に前には厳しい展開だったし、すっと下げてロスなく運ぶことに徹したのが大きかったかな。ちょっと軽い馬場で前半のスピード負けを喫した形ですね。この競馬で5着なら復活の手ごたえを感じられたのでは。


5着レッドスパーダは五分のスタートから押して押して先行争いに加わるが、ヘッドライナーが緩めてやや窮屈になる形で内ポケットに下げる。3〜4角では最内を楽に追走するも4角で少し置かれて直線。序盤で追われるものの伸びきれない。L1で差し馬にかわされるとそのまま圏外の6位入線、最終的に5着となった。う〜ん、序盤で行き切れなかったのは仕方ないかな。力負けと言うか、早いペースになると1200mでは辛かったんでしょうね。ヘッドライナーが何が何でもとなったので、この辺も辛かった。1200では少し力不足ですね。


10着ジョーカプチーノは五分のスタートから押して押して先行争いも、ここで苦労。緩んだところで窮屈になり、更にダッシャーゴーゴーに寄せられて下がって好位の後ろになる。3〜4角で内目〜中目を追走して中団で直線。直線の入りでも伸びきれずに、最後まで見せ場なくの10着。確かに不利は致命的だったんだけど、やっぱり阪神1200ですっと行き切れるほどテンが速い馬では無かったというのが大きいですね。この辺は重要です。3角までの距離が長いコースの方がいいでしょうね。力負けでは無いと思いますが、今回は不利以外にも適性的なものがあったように思いますね。


11着ダッシャーゴーゴーはやや出負けのスタートからすっと先行争いまで押し上げる。が、3角で内に切り込んで2番手に上がる。この際にジョーカプチーノに致命的な不利を与えた。3角で内目を追走して、4角で先頭に立って直線。序盤で追われるとしぶとく抵抗していたが、L1で力尽きるとキンシャサに前に出られ、後続にも差されての4位入線。3角で斜行し、11着降着となった。まあ降着自体は妥当です。完全にカットしているし、ただでさえ3角で窮屈になりやすい阪神でこれをやってはダメ。川田は2度目なので、反省していないということでしょう。あまりにも軽率です。馬自体は出負けしたにもかかわらず、すっと先行争いに加わった二の脚の速さと言い、本来は阪神向きだとは思いますが、今回はペースも早かったかな。もともと2番手から押し切るというような馬では無いので。この競馬でも展開のアヤで4位入線なら、力はやっぱり上位ですね。


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posted by カタストロフィ at 12:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月24日

ナムラクレセントが圧勝で嬉しい重賞初制覇!@阪神大賞典(GII)レース回顧

阪神大賞典(GII) 阪神芝内3000m
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12.8 - 11.4 - 11.9 - 12.2 - 12.7 - 12.8 - 12.8 - 13.6 - 12.5 - 11.9 - 12.3 - 11.8 - 11.8 - 11.4 - 12.5


そこまで極端に緩まずに、L6からのロンスパ戦、L2最速。軽い馬場だったので、時計は普通ぐらいですかね。もう少し早い時計が出てもおかしくなかったかな。ロンスパ戦でL1落ちているので、差し馬も十分上位に来れるラップ推移だったかな。比較的力通りになったとみて良さそうです。


1着ナムラクレセントは五分のスタートから押して積極的に単騎の2番手につける。単騎で逃げるコスモラピュタをつかず離れず、楽に進めて1〜2角へ。2周目の向こう正面でも大きく動かずに、コスモが少しペースアップして5馬身ほどの差。3角で仕掛けて最内じわじわと差を縮めてくる。4角で内目、1馬身ほどに差を詰めて直線。序盤で一気に先頭に立ち、突き放す。L1でも先行馬を突き放しての完勝。普通に強い競馬をしちゃいましたね。ロンスパ戦で早め仕掛けのコスモラピュタを追いかけて行っての内容。直線でも先行勢では終始一番いい脚を使って突き放す。なんで重賞勝てなかったのかと言うほどのパフォーマンスでしたね。相手がコスモメドウやモンテクリスエスと言った中堅以上だけに、馬鹿には出来ない内容です。こういうタフな長距離が良かったんですね。


2着コスモメドウは五分のスタートからじわっとポジションを上げて、やや離れた単騎の3番手で競馬。2周目の向こう正面でもポジションは変わらずにゆったりと運んで3角。3角で最内押しながら追走、4角で内目から随分激しく手が動いて鞭も入るが、手応え微妙で3番手3馬身ほどで直線。序盤は外から来るゲシュタルトの方が脚色が良かったぐらいでナムラクレセントには突き放される。L1でばてずにしぶとく粘って何とか2番手に上がるのがやっとだった。完敗ですね。L1も落ちているしロンスパ戦で切れでも見劣った。56kgも響いたかなと言う感じで、ちょっと壁を感じました。阪神向きじゃないかなあ。軽い切れ勝負の方がいいのかも。相手も強化されたし、こんなもんですかね。


3着モンテクリスエスは五分のスタートから下がって後方での競馬。終始最後方グループでじんわりと進める。向こう正面でペース自体が早くなって、追走しながら3角。3〜4角で中目を激しく押されて後方で直線。序盤で大外に持ち出すと良い脚で伸びて中団まで上がる。L1でばてた馬をまとめてかわしに掛かり、3着を拾ったと。内容的にはシンボリクリスエス産駒らしいしぶとさを活かせましたね。位置取りが流石に後ろすぎたかな。完全バテ差し馬なので、展開は向きました。


4着コスモラピュタはまずまずのスタートからすっとハナを取り切り単騎逃げ。まずまず緩いペースで進めて向こう正面。向こう正面で、すっとペースアップしてリードを5馬身ほどに広げて3角へ。3〜4角でも最内を立ち回って1馬身ほどのリードで直線。序盤でしぶとく粘るもナムラにかわされる。L1で流石に踏ん張りきれずに僅差の4着となった。あわやの競馬でした。ただ自分でこのラップを刻んでの内容だし、思った以上に悪くない競馬ですね。


5着メイショウドンタクは五分のスタートから中団の競馬に。終始ロスなく進んで2周目の向こう正面。3〜4角で最内を追走して中団で直線。序盤で切れ負けしていたが、L1でしぶとく伸びてくると、最後は3着争いにも顔を見せての5着となった。こういう競馬でも上位に来れたのは収穫だけど、今回は展開・騎乗にも恵まれたかな。


6着ゲシュタルトは五分のスタートからすっと楽に先行し、終始4番手で競馬を進める。向こう正面のペースアップで押して追走。3〜4角で中目から外目を押し上げて3馬身差3番手ぐらいで直線。序盤では良い脚でコスモメドウと前を追走していたが、L1で脚色見劣り、下がっての6着。早めに動いて外目をまわしてL2最速で頑張ったので、ここまでは良かったんだけど、L1で12.5のところで落としすぎですね。う〜ん、去年の今頃の勢いは完全に消えましたね。残念です。


8着オウケンブルースリは出負けして後方からの競馬。終始最後方グループで進める。向こう正面のペースアップで仕掛けて3角。3〜4角で外から激しく鞭を打たれるも手応え悪く後方で直線。序盤で外から追われるも全く伸びず。L1でもなだれ込むだけの8着完敗。もう終わったとみて良いでしょう。軽い馬場の方が得意な馬なので、ここはそれなりに恰好を見せると思っていただけに、この内容は平凡です。期待はしない方がいいでしょう。


9着キタサンアミーゴは五分のスタートから無理せず中団で競馬。終始中団で進め、向こう正面。やや掛かり気味だったところでペースアップ。3〜4角で大外、楽な手ごたえで前を追走し中団で直線。しかし、序盤で脚色見劣ると、最後は失速完敗。ちょっと掛かり気味が響いたのか、別定で斤量の問題もあったのか、ロンスパ戦がダメだったのか、力負けなのか。色々考えられますね。掛かっていたとはいえ、すぐペースアップしたし、そんなに大きなロスでもなかった。まあ現時点では力が足りなかったのかなあ。
posted by カタストロフィ at 15:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年03月23日

伏兵ヘニーハウンドが鮮やかな差し切り勝ち!@ファルコンS(GIII)レース回顧

ファルコンS(GIII)阪神芝内1200m良
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12.2 - 10.6 - 11.2 - 11.6 - 11.2 - 11.9


前半3Fが34.0は阪神ではまずまず早い方。コーナーで少し緩んで、4角出口〜直線が最速になる阪神1200mらしいラップ構成になっている。ここで切れが問われているし、前半飛ばした馬は少しきつい展開になったかな。スピード一本の馬では押し切れないレースでした。この日は早い時計が出ていたので、時計が出にくい阪神1200ならこんなもんでしょうかね。


1着ヘニーハウンドは父ヘニーハッジス母ビューティフルモーメント(父クルセイダースウォード)産駒。出負けして後方からじわっと押し上げて中団外。3角で外からじわじわと楽に追走し、4角最速地点で大外をまわして中団、4馬身差程で直線。序盤で外から一気に伸びてきて2番手に上がる。L1で逃げるテイエムオオタカをしっかり捕えて、スギノエンデバーの強襲を抑えての半馬身差勝利となった。ヘネシー系なので、個人的にこういう競馬が出来たのは驚きでしたね。今回はそこそこペースが速かったわりに縦長にならずに団子状態だったので、多少展開は向いた分もあると思いますが、終始外をまわされて切れ負けしなかった点は大きいですね。新馬の内容はイマイチだったんですが、ペースが上がってぐんとパフォーマンスを上げてきました。


2着スギノエンデバーは五分のスタートから押して追走し、中団で競馬。3角手前で内が窮屈になる中、スムーズに進める。3〜4角で中目を楽な手ごたえで追走し、4馬身差程、中団で直線。序盤で進路がなく、ヘニーハウンドを前に行かせて、外に出し仕掛ける。L1でグングン伸びて、抜け出したヘニーハウンド、逃げ粘るテイエムに襲いかかる。が、何とかテイエムを捕えての2着までだった。今回は不運でしたね。勝負どころで包まれて仕掛けがワンテンポ遅れてしまった。外外をスムーズに押し上げたヘニーに前に行かれた時点で競馬としては負けてましたね。そこから巻き返したあたり、能力はあると思います。まあトリッキーコースだし、結果が力通りにはなりにくいコースでもあるので、仕方ないかな。内枠は苦しいですよね。


3着テイエムオオタカは五分のスタートから押して押してハナをつつきに行くが、いつもの出脚の良さがなく2〜3番手。3角で内目を追走し、4角で仕掛けて半馬身差2番手で直線。序盤で追われるとしっかり抜け出して先頭に躍り出る。L1でヘニーハウンドの伸びに屈し、更にはスギノエンデバーにも差されての3着となった。この馬の持ち味であるテンの速さが、ここでは出せませんでした。すっと行けなかった分、終いが甘くなった感じですね。それでも二の脚で突き放す芸当は見せてくれたし、能力の高さは証明したかなと。1200はやっぱり少し短い気がしますね。ベストは切れ勝負でポジション差が活きてくるコースかな。1200なら京都1200を一度試してほしい所。なかなか適当なレースがないんだけど。


4着ロビンフットは五分のスタートから激しく押されるも追走に苦労し、最後方で競馬。3角で少し緩み、最内を使って少し押し上げる。4角でも最内を突いて後方で直線。序盤で中目から鋭く伸びて中団まで上がる。L1でもばてずにそのままなだれ込んでの4着確保となった。競馬自体はもう3角までで終了してましたね。あの位置から差しこむのは阪神1200と言うコースでは難しい。中盤緩んじゃうので。ただ、少し緩んだから縦長にならずにキレで掲示板まで届いたと言う感じなので、やっぱり1200mは短いと思いますね。外差し馬場とかいろんな要素が絡まないと苦しいと思います。エルシド産駒だし、軽い馬場でマイル路線を狙った方がいいんじゃないかな。次走距離延長なら。


5着マジカルポケットはまずまずのスタートから押して追走も、急な3角の出入りで内が窮屈になり、下がって中団やや後方まで。3〜4角で内目を掛かりながら追走し、後方まで下がって直線。序盤で外に持ち出して追われると、反応・切れ負けせずに外からじわじわ伸びてくる。L1でも伸びきれないが、ばてずにしぶとく前と差を詰めて5着に終わった。不運ですね。阪神1200で一番きつい展開。ところてん式にポジションを下げてしまった。それもコーナーで緩んで掛かり、抑えたところが加速ポイント。実質直線で仕掛けての競馬で、それなのに反応・切れ負けせずに伸びてきたのは評価したいです。今回は惨敗してもおかしくない競馬だったので。松岡が下手というわけじゃなくて、阪神1200は良くコースを知っておかないと難しいです。スギノ四位のように、内が詰まることを見越して外目で競馬する方が無難なんですよね。縦長になりやすい1400と違って、3角までの距離が物凄く短い1200で内枠の先行馬はこういうケースがあると思っておいて損はないです。この不利を考えれば頑張っているので、なかなか強い馬じゃないですかね。次走は狙って損はないです。


10着アフォードはやや出負けのスタートから馬なりで先行争いに。掛かり気味に2番手につける。3角で中目、緩んだときにも抑えている感じ。4角のペースアップで仕掛けるが、ここで置かれて2馬身差3番手で直線。序盤で中目から伸びきれずにジリジリ。L1で完全にばてると沈んで10着完敗。この馬としては、溜めてドンという競馬に対応できなかったことが敗因でしょうね。4角で置かれたときにやっぱりな、と言う感じでした。阪神1200の切れ勝負に対応できなかった。まあ、3角半ばまで必死こいて抑えていて、そこから急に仕掛けて反応出来る馬なんてそうそういないので、もうワンテンポ抑えるのをやめていればなと。緩んだところでプレッシャーをかけに行った方が良かったですね。このタイプの馬なので、普通の1200mなら巻き返せるでしょう。直線の坂でばてたというよりは、そこまでの運び方が問題だったと思いますね。あまり気にしなくて良さそうです。


13着シゲルソウサイはまずまずのスタートから押して押して先行争い、一旦下げてしまうと、外からかわされて好位まで下げる。3〜4角で内目を追走して5〜6番手3馬身ほどで直線。序盤で仕掛けられるが、ここで切れ負け。L1でも伸びず完敗の13着。序盤に良いスピードを見せたのは○。1200mでも阪神1200向きじゃないのは明らかだったし、行き切ったならともかく、途中で抑えて切れ勝負では万事休すでしたね。これで芝には出なくなりそうですが、ローカルの1200とか中山の1200とかならまだ見切りをつけないほうがいいかな。
posted by カタストロフィ at 12:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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