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【競馬ニュース】●L.デットーリが日本ダービーでデボネアに騎乗

【5/22(日)優駿牝馬(GI)】●展望

【5/22(日)東海S(GII)】●展望

【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2011年02月03日

ジョーカプチーノ、差しても上がり最速32.6@シルクロードSレース回顧

京都11 シルクロードS(GV)芝1200内良
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1:08.2D 12.5E 34.8E 33.4S 1着ジョーカプチーノ


12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.4


前半が重賞としては異常ともいえるほどのスロー、後半は下り坂からのスパートで、やはり速い。トータルでは平凡、外差し馬場も考慮するけど、緩いペースで4角でそこそこの差があったし馬場差だけで外差し有利とみるのは妥当さを欠く気はする。京都1200の場合、下り坂の位置と馬場で、極端になりやすいので難しいけど。


1着ジョーカプチーノ(1人)
ゲート:E ダッシュ:D 切れ:S 持続力:A 騎乗E

出負けしてじわっと追走、後方からの競馬に。少し掛かるぐらいで進める。3〜4角で外目から追走し、中団で直線。序盤で外目から一気に伸びると、L1でもしっかり粘って外のアーバニティの強襲を寄せつけずの完勝となった。出遅れてこんな競馬ができるとは、という驚きと、やっぱり坂スタートの1200で先行できない不安が少し顔を覗かせたかなと言う点と。極めて評価が難しいですね。上り32.6自体はアーバニティも出せていたり、下り坂でL3からMAXのスピードに乗れる淀の1200では決して珍しいことではないんだけど、中山1200とは違うコースで真逆の競馬がやってのけたという点では評価。前半緩すぎて、1200m戦ではあまり参考にならないような…。難しいですね。


2着アーバニティ(14人)
ゲート:D ダッシュ:E 切れ:S 持続力:A 騎乗D

やや出負けから無理せずじわっと追走して後方で競馬。3〜4角で中目から外目を追走して後方で直線。序盤で外からジョーカプチーノと連れて伸びてくると、L1でもジョーカプチーノに食らいついてしっかり2着に上がった。激変でしたね。しかしこれほど切れる脚が使えるとは。まあ、今回はかなり前半スローで特殊なので、良くも悪くもあまり参考にならないかな、と。1200mの方が安定していたし、今回は距離もあったのかもしれないですね。位置取りの差ですかね。


3着モルトグランデ(4人)
ゲート:B ダッシュ:C 切れ:A 持続力:B 騎乗B

まずまずのスタートから徐々に下げて中団で競馬。3〜4角で内目から中目を追走し、中団で直線。序盤で中目からしっかり伸びてくるが、外の2頭の手ごたえには劣る。L1でも中目で3番手に上がるが前2頭には少し離されての3着。この辺は内外の差が多少響いたのかも。良く頑張ってますね。ここにきて重賞でも安定して上位に顔を出せるようになってきた。切れ勝負でも対応できたのは○。どの展開でもあと一歩足りないのが。本質的にはある程度ペースが上がったほうがいいので、京都1200よりは小回り平坦の時計勝負か、中山1200のように前傾ラップになったほうがいいのかな。


4着セイコーライコウ(6人)
ゲート:C ダッシュ:D 切れ:A 持続力:B 騎乗A

五分のスタートから押して追走、中団の内ポケットを確保。3〜4角で最内を追走して中団で直線。序盤で内目からするする伸びてくると、L1で出し抜けを図るが、最後は外差しに屈して4着となった。ん〜、もうひとつ前で競馬出来ていれば違ったかもなあ。序盤の行き脚があまり良くなかったので。まあ、ドのつくスローペースも影響しているし、内が伸びない馬場になっていたので、仕方ないかなと。ここで通用の目途を立てたのは大きいですね。前半緩いペースなら、距離は大丈夫だと思いますね。この競馬を見る限りでは1200より、京都外・東京1400あたりでゆったり先行するのが合っているように思います。


5着シンボリグラン(12人)
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:B 持続力:B 騎乗B

五分のスタートからじわっと追走して好位で競馬。少し掛かり気味。3〜4角で中目を追走し、5番手2馬身ほどで直線。序盤は中目からジリジリと伸びるが抜け出せない。L1で外差しに屈して5着。普通に競馬して5着、と言う感じですね。もともとこれぐらいは走れる馬なので驚きはしないですが。外差し有利なので、上位に差されたのは仕方ない。評価が難しいですね。


6着スカイノダン(3人)★次走注目:C
ゲート:B ダッシュ:C 切れ:A 持続力:B 騎乗E

まずまずのスタートからじわっと下げて中団で競馬。3〜4角で大外を追走して中団で直線。序盤で外目から伸び走で伸びず、外2騎に及ばず。L1でも詰め切れず、かえって伸びを欠き6着完敗。普通に騎乗ミスでしょう。勝てたかどうかは別にして、今回はいくらなんでも後ろすぎる。それも超スロー。何度も同じミスをしているので、そろそろ乗り替わりを検討したほうがいいかな。序盤の位置が悪いせいで3〜4角で大外を押し上げる羽目になった。この馬に関しては序盤の運転がカギだと思います。動ける枠、立場だったはずなのに。


7着スプリングソング(2人)
ゲート:D ダッシュ:A 切れ:B 持続力:C 騎乗B

やや出負けから押して押して追走、先行争いまでこぎつけ3番手で競馬。3〜4角で最内を追走し、4番手2馬身ほどで直線序盤で内目から捌いて伸びかけるが、L1で内外の差し馬に差されての伸びずばてずの7着。この内容で自身の上がりが33.7。今回は前半のスピードを殺された展開になってしまったのが。展開が少し極端すぎた。内も伸びない馬場だったし、まあ仕方ないかな。


9着ジェイケイセラヴィ(5人)
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:A 持続力:C 騎乗C

五分のスタートから押して追走、先行争いに加わって好位の外で競馬。3〜4角で3〜4角で外目から中目を追走し、先頭に並びかけて直線。序盤で中目から先頭に立ったが、L1で内外から差しかわされ、最後は9着に終わった。前につけて、10.9で先頭に躍り出る競馬なので、悪くない内容。今回は外差し馬場の上で、究極の切れ勝負でL1落とす展開。悪くはないです。
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2011年02月02日

ショウリュウムーンが鋭く伸びての完勝@京都牝馬Sレース回顧

京都11 京都牝馬S(GV)芝1600外良
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1:33.7B 12.7E 35.4C 34.0A 1着ショウリュウムーン


12.7 - 11.0 - 11.7 - 12.4 - 11.9 - 11.5 - 11.2 - 11.3


中盤まではややスローペース、そこからの3F戦でL2−1が11.2-11.3とかなり速い。中盤の緩みとL1の伸びからも、もう少し時計を伸ばせそうだし、レベルは高かったんじゃないかと。


1着ショウリュウムーン(5人)★次走注目:C
ゲート:C ダッシュ:D 切れ:S 持続力:S 騎乗B

五分のスタートから、少しダッシュで見劣り後方で進める。道中掛かり気味で進める。3角で内目から中目を追走、中団で直線を迎える。序盤で外から鋭く伸びて5番手ぐらいに上がると、L1で一気に伸びて先頭に立ち、ヒカルアマランサスの強襲を寄せ付けずに1馬身3/4差の完勝。ここまで鮮やかに勝たれると驚きですね。清々しい気分です。上がり3F33.3は相当早いですね。L2−1の11.2-11.3のどちらもで凄い脚を使っているし、まともに競馬できればこんなもんなんでしょう。ハミに工夫を凝らしたとのことなので、次走も走ってくれば本物でしょう。相手も強かったので、ここでこういう競馬ができたのは大きい。


2着ヒカルアマランサス(1人)次走微妙:C
ゲート:E ダッシュ:E 切れ:S 持続力:S 騎乗E

出負けから押して追走も後方からの競馬に。3〜4角で中目を追走も押し上げられずに後方外で直線。序盤で外から鋭く伸びてきて、中団まで押し上げる。L1でもしっかり伸びてくるが、ショウリュウムーンの脚色が劣らずに詰められない。そのまま1馬身3/4差で2着に上がるのが精一杯だった。今回に限れば力負けではなく、位置取りの差でしょうね。33.3以上の脚を出せというのは少し難しいし、それでショウリュウに勝てとなると、それより前で競馬するしかなかった。まあ結果的にもう少し早いペースで流れてほしかったというのが本音でしょうね。この条件より合う舞台はなかなかないので、ここで勝てなかったのは少し痛かったなあ。


3着サングレアズール(9人)★次走注目:C
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:A 持続力:A 騎乗A

五分のスタートから様子を見ながらじわっと追走、好位で競馬。3角で内目を追走、4角でもそのまま動かずで4番手2馬身半ほどで直線。序盤で内目から伸びてきて先頭に立つ。L1で外差しのショウリュウムーンにかわされ、粘る所をヒカルにもかわされての3着に終わった。序盤がスローで、ゆったり運べて、終い11.2-11.3で見せ場があったという点では、やはり終いの切れで勝負するタイプだと思うし、マイルで結果を出せたのも大きい。今の馬場で内目から伸びてきたし、見た目以上に評価したいですね。ペースが上がりにくい京都外と言うのも功を奏した感じだし、案外1400なら京都外が合いそうな感じがします。いずれにせよ楽しみですね。


4着レディアルバローザ(7人)
ゲート:C ダッシュ:D 切れ:A 持続力:B 騎乗B

五分のスタートからじわっと押して追走、中団で競馬。3〜4角で最内を追走し、中団で直線。序盤で最内から伸びてくるが、前が壁になり、少し外に出す。L1で再度追走するが、3番手のサングレと脚色変わらずに、差は詰まらずの4着完敗。直線序盤でスムーズに抜け出せていたら、とも思うけど、そんなに大きな影響はなかったかな。ブレーキをかけたわけではないので。距離ロスはなかったけど、やはり外差し馬場では厳しかったと。この馬なりに頑張ってはいます。


5着リビアーモ(6人)
ゲート:E ダッシュ:F 切れ:A 持続力:A 騎乗E

出負けして後方からの競馬に。3〜4角で外目から追走し、直線で最後方大外。序盤で大外から伸びてきて中団後方にはつける。L1で一気に伸びて、ポジションを上げていくが、5着まで。上位2頭の脚には見劣ったけど、いくらなんでも後方からになりすぎた。これでは厳しい。でもこの条件で最後までしぶとく脚を使えたのは良かった。後は序盤の位置取りでしょうね。今の馬場状態でこれだと、前が止まらない馬場なら更に苦戦が予想されるので。序盤に脚を使わなくていい東京1400や京都1200に出てきてほしいですね。


7着ブロードストリート(3人)☆次走微妙:C
ゲート:D ダッシュ:D 切れ:C 持続力:C 騎乗D

やや出負けして押して押して追走、中団で競馬。3〜4角で外目を追走して、中団後方で直線。序盤で既に脚色見劣る。L1でジリジリと伸びずばてずでなだれ込んでの7着完敗。う〜ん、序盤で意外にも汲々でしたね。直線での切れもなく、平凡な内容です。少し意外ですね。調整のほうで微妙だったのかもしれないけど、このレース内容から強調できる点は何もないですね。


10着アグネスワルツ(4人)☆次走微妙:B
ゲート:E ダッシュ:B 切れ:D 持続力:D 騎乗C

出負けしてじわっと追走、先行争いに加わり、2番手。3角で1馬身半ほど離れた2番手で追走、4角で逃げ馬を目標に動いて1馬身ほどで直線。序盤で内からジリジリ戦功を窺うが、伸びきれず。L1では失速して下がってしまっての10着完敗。前半がそこまで早くなかったので、楽に押し上げた。その割には最後伸びなさすぎ。速い上がりを求められて苦しかったとは思うけど、流石に割り引いた方が良いんじゃないでしょうかね。


14着アプリコットフィズ(2人)☆次走微妙:C
ゲート:B ダッシュ:B 切れ:D 持続力:F 騎乗F

まずまずのスタートから馬なりで先行争い、序盤で掛かって抑えている状態で3番手。3角でも掛かっていて抑えている状況で中目、4角仕掛けて3番手で直線。序盤から全く伸びず、L1では完全にずるずる下がってしまい14着の大惨敗。終始掛かっての競馬で、スローが響いたにせよ、今後に不安が残るレース内容でした。11.2と切れも問われたが、それ以前の問題のように見えますね。次走は様子を見たほうが良いかも。特にレースでぶつかったとかの外部的要因がないのにここまで掛かると。
posted by カタストロフィ at 23:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

セイクリムズンが強烈なパフォーマンスで完勝@根岸Sレース回顧

東京11 根岸S(GV)ダ1400良
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1:23.0S 12.4C 35.2A 35.7S 1着セイクリムズン


12.4 - 11.2 - 11.6 - 12.1 - 12.0 - 11.8 - 11.9


かなりのラップですね。前半でも35.2とかなり速いペース。当然少し中盤緩んだが、そこから最加速。このラップでL1落としていないってのは正直化け物なんじゃないかと。


1着セイクリムズン(2人)★次走注目:B
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:S 持続力:S 騎乗A

五分のスタートから押して追走、好位の後ろぐらいで競馬。3〜4角で内目を追走し、中団外で直線。序盤で仕掛けられると、好位まで一気に取りつく。L2で一気に伸びて2〜3番手、先頭のダノンを目標に捕える。L1でしっかり伸びて粘るダノンカモンを1馬身1/4突き放す完勝となった。道中位置取りが少し後ろかな、とも思ったけど、最後までしっかり伸びましたね。ラップを考えると、先行力で見劣っても仕方ないほど、ペースは早かったし、それを追走して終い3Fが強烈。この条件では無敵じゃないですかね。強いです。あとは1600mの本番でどうかという点だけでしょう。


2着ダノンカモン(3人)★次走注目:A
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:A 持続力:A 騎乗A

五分のスタートから押して追走、好位で進める。3〜4角で中目を追走し、5〜6番手2馬身半ほどで直線。序盤で仕掛けると、伸びてくる。L2で一気に伸びて先頭に立つ。L1で外から襲いかかるセイクリムズンに抵抗するも、最後で力尽きての2着。3着とは大きな差をつけているし、相当強いですね。今回に限れば、序盤である程度積極的に乗って好位につけたのも良かった。終いの切れではセイクリムズンに見劣っていたので。ただ、この条件では相手が強敵でした。走破時計は優秀ですし、本番では芝スタートで加速が楽な得意条件。良さそうです。


3着ダイショウジェット(10人)
ゲート:C ダッシュ:D 切れ:A 持続力:A 騎乗A

五分のスタートから押して追走、中団で競馬。3〜4角で内目を追走して中団で直線。序盤ではそれほど伸びなかったが、L2で中団から抜け出してくると、L1では一気に外から一歩ずつ詰めてきて3着を確保。序盤で強い好位馬が早めに前をつぶして、ばてたところを差しこんできての3着なので、評価はできないけど、ペースが上がった方が良いタイプなのと、基本的にはバテ差しタイプなので、東京1600mでタフな競馬になったら展開次第で面白い存在ではあります。


4着エーシンクールディ(8人)★次走注目:C
ゲート:B ダッシュ:A 切れ:A 持続力:B 騎乗B

まずまずのスタートからじわっと追走して3〜4番手ぐらいで競馬。3〜4角で中目を追走して、3番手1馬身ほどで直線。序盤で良い脚でケイアイに差を詰めてくる。L2でダノン・セイクリに迫られる。L1では2頭に突き放され、自身もばてたところにダイショウジェットにかわされて惜しくも4着。やっぱりスタートダートで序盤のパワー型スピードを活かした方が良いんでしょうね。ずっと芝スタートのレースが続けていたけど、東京1400でオープン入りできたし、今回も強敵相手に見せ場たっぷり。案外京都1200とかが良さそうな気がするんですけどね。いずれにせよ重賞でも通用する能力を見せました。


5着ティアップワイルド(5人)
ゲート:A ダッシュ:A 切れ:B 持続力:B 騎乗C

好スタートから押してハナ争い、少し下げて3〜4番手で競馬。3〜4角で最内を追走して3番手1馬身半程で直線。序盤で伸びきれず、L2で食い下がるものの少し離される。L1で上位とは突き放されて、ダイショウにもかわされ順位を下げての5着。う〜ん、少し半端な競馬に。序盤ダート坂スタートで飛ばすとしんどい東京1400で、かなり高いレベルの先行争いをして、結果下げた。道中少し楽はできたけど、大きく緩んでいないし。まあ、それでも最後はエーシンに負けているわけで、この条件では厳しかったのも確かだと思います。ダートスタートでも問題なくダッシュ出来たので、ここまで早いペースにならなければ。大きく負けていないし、先行馬不利の展開なので。



8着ケイアイガーベラ(1人)
ゲート:C ダッシュ:A 切れ:B 持続力:C 騎乗B

五分のスタートから押してハナを窺うが、なかなか行ききれない。それでもハナを奪って3角。3〜4角で緩めずに淡々と最内で進め、1馬身ほどで直線。序盤はしぶとく粘っていたが、突き放せず。L2で一気に迫られ、かわされ4番手まで下げる。L1ではもう抵抗する脚はなく、そのまま後退しての8着。やはりスピードが勝った馬なので、スピードだけでは押し切れない東京1400では厳しかった。芝スタートだと、楽にスピードに乗れるタイプなので、ダートスタートで冬場、重い東京1400適正で厳しかったと言うことでしょう。それに相手も強かった。東京マイルは長いと思うけど、一か八か、芝でのスピードに乗って飛ばしてみたらいいんじゃないかな。東京でこういう競馬ではセイクリムズンやダノンカモンには勝てないでしょうね。阪神1400では敵がいないぐらいの素晴らしいスピードの持ち主なんだけど。


11着スターボード(4人)☆次走微妙:B
ゲート:D ダッシュ:D 切れ:C 持続力:D 騎乗A

やや出負けして押して追走、中団で競馬。3〜4角で最内を追走して中団で直線。序盤で内目をついて仕掛けられると、ジリジリ伸びてくる。L2で伸びがなくダイショウのほうが伸びていき、中団から抜け出せない。最後は脚色見劣らせての完敗。力負けです。道中もホントにロスのない競馬。出負けで自分の競馬ができなかったにせよ、序盤のハイペースに巻き込まれなかったわけだし、今までの温いペースとはわけが違ったと思いますね。
posted by カタストロフィ at 22:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月26日

ダイシンオレンジがハナ差の接戦を粘り切る@平安Sレース回顧

京都11R 平安S(GV)ダ1800良 
heians2.gif


1:51.5C 12.1B 35.8S 38.3E 1着ダイシンオレンジ

12.1 - 11.4 - 12.3 - 12.3 - 12.7 - 12.4 - 12.8 - 12.5 - 13.0


ラップ的には大きく緩まずに、早いペースのまま、L1で少し落とす。後半3Fが遅く、全体時計もいつもより掛かっているが、これは馬場が相当時計が出にくい状態だったので。5日以外は、比較的時計が掛かっている今年の京都なので。


1着ダイシンオレンジ(2人)
ゲート:D ダッシュ:B 切れ:B 持続力:B 騎乗:A

やや出負けのスタートだが、押して追走し先行策、3番手で競馬。2角過ぎで前2頭を行かせて離れた3番手を追走。3〜4角で中目をじわりと追走し、4角出口で並んで直線。序盤で一気に突き抜け後続を突き放しにかかる。L1で外から伸びてくる2頭に詰められるが、ハナ差で何とか勝利をつかんだ。序盤のハイペースを離れた3番手でやり過ごし、勝負どころで上がっていき、最後は粘り切った。強い競馬をしていますね。


2着インバルコ(3人)★次走注目:C
ゲート:D ダッシュ:E 切れ:C 持続力:S 騎乗:A

やや出負けから押して押して追走も後方での競馬に。向こう正面も終始手を動かし追走に汲々。3〜4角で外から一気に中団まで押し上げて直線。序盤で外からジリジリ伸びてくると、L1でサクラロミオと併走状態でグングン差を縮めてくるがハナ差2着…。う〜ん惜しい。しかし京都で外枠、それもハイペースと、これだけ苦しい状況がそろいながらも最後までしっかり伸びたのは馬の能力とリスポリの剛腕が重なったのかなあ。リスポリが序盤で必死にポジションを上げようとしても、動かなかったので、課題は序盤のスピードの無さですね。今回は馬場がタフで、ラスト落ちたので差しこめたけど、本質的には京都向きではないと思います。しぶとさは重賞でも勝てるレベルではあると思います。後は展開や条件がそろえば。与えられた条件下ではかなり良い騎乗もありました。


3着サクラロミオ(4人)
ゲート:C ダッシュ:E 切れ:C 持続力:A 騎乗:A

五分のスタートから無理せず後方からの競馬。道中動かず。3〜4角で中目から外目を馬なりで追走、中団で直線。序盤でジリジリ伸びると、外のインバルコと併走でL1突っ込んでくる。それでも上位2頭の上位争いからは見劣り3着。ペースも嵌ったし、道中のロスが少ないという点ではインバルコよりは展開が向いたかなと。少しペースが速くて持ち味の切れ勝負にならなかったけど、良く頑張りました。ただ、やはりこういう厳しい競馬で、重賞を勝ち負けで争えるほどではないのかな。


4着ピイラニハイウェイ(10人)★次走注目:B
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:C 持続力:A 騎乗:C

五分のスタートから楽に先行争い、最終的にコーナーワークで少し下げるも好位の外で競馬。3角で外から馬なりでポジションを押し上げ、4角で仕掛けて3番手1馬身ほどで直線。序盤で一気にダイシンに突き放されるが、L1がしぶとく、詰めてくる。それでも外差しの2騎には及ばずの4着。この馬としてはよく頑張っていると思います。序盤から積極的に前目に行って、外枠の不利もあったし、3〜4角でも大きなロスがありながらも手ごたえは良かった。最後までしぶとかったし、良い競馬でした。次走も注目。


5着マチカネニホンバレ(1人)☆次走微妙:C
ゲート:B ダッシュ:D 切れ:D 持続力:D 騎乗:B

まずまずのスタートから押して押して先行策だが、少し追走に苦労している印象。向こう正面でダイシンの真後ろで好位を進める。3〜4角で最内押して押して追走、4角で5〜6番手3馬身ほどで直線。序盤で内目からジリジリとしか伸びず。L1でも脚色見劣り、前とは離れた5着となった。やっぱり序盤の追走力不足が顕著。序盤に脚を使いすぎて、ラスト脚がなくなった感じですね。じわっと出せて、マイペースで末脚を活かす舞台が良さそう。でもここで力負けしちゃうと辛いですね。東京ならやれそうだけど。


15着ドリームライナー(5人)
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:E 持続力:F 騎乗:E

五分のスタートから押して押して追走、4番手で競馬。向こう正面で終始追い通し。3角で必死に追われるが、もう手応えがなく、そのまま下がっていって終了。まあハイペースを追走しすぎですね。終始外からの競馬になっているし、ある程度は仕方ないかな。それでも少し負けすぎ。
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トーセンジョーダンが直線抜け出し押し切る@AJCCレース回顧

中山11R AJCC(GU) 芝2200外良
ajcc2.gif


2:14.2E 13.0F 37.9F 35.1D 1着馬トーセンジョーダン

13.0 - 11.9 - 13.0 - 12.8 - 12.7 - 12.5 - 11.8 - 11.4 - 11.5 - 11.3 - 12.3


5Fのロンスパ戦で、L4−2まではかなり速い脚を要求されて、L1で落とす競馬。有馬記念に近い形だけど、違うのは3F平均して速い脚を要求されてしまったので。L1でしんどくなった。有馬はL2が11.1とかなり速かったがそれ以外は実はそれほどでもなかったので。字面でみると、上がり3Fも遅いし全体も遅いのでイマイチに見えるけど、4Fなら46.5になるわけで、字面以上に評価しないとだめですね。


1着トーセンジョーダン(1人)
ゲート:D ダッシュ:D 切れ:B 持続力:A 騎乗:D

やや出負けから押して押して追走、1角まで何度か窮屈になって中団の競馬に。3角で内目から少し押し気味に追走、4角で仕掛けて3〜4番手2馬身差で直線。出口で少し窮屈になるが、大きなロスはなく、序盤で中目から伸びてくる。L1でしっかり伸びきって3/4馬身差の勝利。序盤のスローでも折り合って運べたのと、5Fロンスパ戦になってしぶとさを活かせたのが大きかったですね。


2着ミヤビランベリ(6人)★次走注目:C
ゲート:B ダッシュ:A 切れ:D 持続力:B 騎乗:S

まずまずのスタートから押してハナを取りきる。終始スローに落としてゆったりとレースを進める。向こう正面でも単騎だが、ここでペースアップ。3〜4角を最内で仕掛けながらクビほどのリードで直線。序盤で一旦マルカボルトにかわされるが、L1で粘りを見せ差し返す。最後はトーセンジョーダンにかわされるが、しっかり2着を確保。道中スローで運べたのは、かなり恵まれたけど、それでもL5からプレッシャーをかけられる前に動いてペースアップしたのは良かった。恵まれたけど最後までしっかり粘れたのは、復調してきたとみて良いんじゃないですかね。もともと能力はある馬なので。


3着ネヴァブション(3人)★次走注目:A
ゲート:D ダッシュ:F 切れ:C 持続力:A 騎乗:F

やや出負けから無理せず後方で競馬。終始動かず後方。3〜4角で外から押し上げに掛かるが、大きくは押し上げられずに後方で直線。序盤で外からじわじわ伸びてくると、L1でもジリジリと詰めてくるが、ミヤビランベリにも3/4馬身届かない3着となった。ハッキリと糞騎乗ですね。捲っていったのが、一番速い11.4-11.5-11.3のところ。ここで大外ブンまわしで捲るとは、あまりにもロスが大きすぎる。それでも3着、L1でもジリジリでも詰めてくるあたり、馬の状態が良かったんでしょうね。仕掛けが遅い。せめてミヤビランベリがペースアップする前に捲るならまだしも、全てが後手後手。


4着コスモファントム(2人)
ゲート:B ダッシュ:B 切れ:C 持続力:C 騎乗:D

まずまずのスタートから、外の出方を見てすっと下げて3〜4番手の内で競馬。2角で、更にポジションを1つ下げて好位の内。3〜4角で最内ポケットを押し上げて3番手1馬身半ほどで直線。序盤で狭い所を突こうとするが、伸びきれず。L1でも脚色悪く、そのまま伸びずばてずの4着完敗。う〜ん、序盤で好位につけるのは、もう松岡・コスモなら仕方ないと割り切るしかないかな。なまじっか金杯で結果を出しちゃったから、総帥は番手にこだわるはず。それは別にして、5Fのロンスパ戦で対応できずに伸び悩んだ点は気がかりですね。本質的にロンスパ戦向きではないような気がします。距離と言うより、もう少し前半からある程度早いペースが望ましいでしょうね。持ち味はスピードとそこからのしぶとさなので。今回のように5Fで速い脚を求められると…。


5着ダイワジャンヌ(10人)
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:C 持続力:C 騎乗:D

五分のスタートからじわっと追走、少し掛かり気味になり、抑えて中団の競馬。終始動かず中団で3角。3〜4角で外目を追走し、中団で直線。序盤でジリジリ追走、L1でも自身が伸びているわけではないが、ばてた内の馬をかわしてなだれ込んでの5着。通した場所と仕掛けのタイミングを考えれば、この馬もロスは多いので、意外と評価出来る内容ですね。ただ器用さと決め手がないので、上手く立ちまわれないし、武器もないのでこういう競馬が続くんだと思いますが。馬券圏内まで食い込むにはもう一つ何かが足りないんでしょうね。


6着マルカボルト(4人)
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:B 持続力:D 騎乗:A

五分のスタートから軽く押して先行策、ミヤビを行かせて2番手の競馬。ミヤビを単騎で逃げさせて、自身も楽にすすめる。3角で押し上げる前にミヤビに仕掛けられる。3角で内目を楽に追走、4角で少し仕掛けてクビ差ぐらいで直線。序盤でいったん先頭に立ったが、L1で失速、ミヤビにも離されて最後は4番手争い、結局残れず6着となった。5F戦を内目で追走なので、最後ばてても仕方ないけど、少しバテすぎかな。L2での脚は一番良かったんだし、速度はここでも見劣らないんだけど。2200mは少し長いのかも。


11着サンライズベガ(5人)☆次走微妙:B
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:D 持続力:F 騎乗:D

五分のスタートから押して追走、3番手で競馬。3番手のまま動かず中目を追走。3角でかなり手が動いているが追走に苦労、4角でポジションを下げて好位で直線。序盤で一気に下がってしまうと全く見せ場なく完敗。序盤脚を使ったと言ってもかなり緩いペース。休み明けもあったんだろうけど、少し負けすぎですね。
posted by カタストロフィ at 00:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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