1:08.2D 12.5E 34.8E 33.4S 1着ジョーカプチーノ
12.5 - 11.0 - 11.3 - 11.1 - 10.9 - 11.4
前半が重賞としては異常ともいえるほどのスロー、後半は下り坂からのスパートで、やはり速い。トータルでは平凡、外差し馬場も考慮するけど、緩いペースで4角でそこそこの差があったし馬場差だけで外差し有利とみるのは妥当さを欠く気はする。京都1200の場合、下り坂の位置と馬場で、極端になりやすいので難しいけど。
1着ジョーカプチーノ(1人)
ゲート:E ダッシュ:D 切れ:S 持続力:A 騎乗E
出負けしてじわっと追走、後方からの競馬に。少し掛かるぐらいで進める。3〜4角で外目から追走し、中団で直線。序盤で外目から一気に伸びると、L1でもしっかり粘って外のアーバニティの強襲を寄せつけずの完勝となった。出遅れてこんな競馬ができるとは、という驚きと、やっぱり坂スタートの1200で先行できない不安が少し顔を覗かせたかなと言う点と。極めて評価が難しいですね。上り32.6自体はアーバニティも出せていたり、下り坂でL3からMAXのスピードに乗れる淀の1200では決して珍しいことではないんだけど、中山1200とは違うコースで真逆の競馬がやってのけたという点では評価。前半緩すぎて、1200m戦ではあまり参考にならないような…。難しいですね。
2着アーバニティ(14人)
ゲート:D ダッシュ:E 切れ:S 持続力:A 騎乗D
やや出負けから無理せずじわっと追走して後方で競馬。3〜4角で中目から外目を追走して後方で直線。序盤で外からジョーカプチーノと連れて伸びてくると、L1でもジョーカプチーノに食らいついてしっかり2着に上がった。激変でしたね。しかしこれほど切れる脚が使えるとは。まあ、今回はかなり前半スローで特殊なので、良くも悪くもあまり参考にならないかな、と。1200mの方が安定していたし、今回は距離もあったのかもしれないですね。位置取りの差ですかね。
3着モルトグランデ(4人)
ゲート:B ダッシュ:C 切れ:A 持続力:B 騎乗B
まずまずのスタートから徐々に下げて中団で競馬。3〜4角で内目から中目を追走し、中団で直線。序盤で中目からしっかり伸びてくるが、外の2頭の手ごたえには劣る。L1でも中目で3番手に上がるが前2頭には少し離されての3着。この辺は内外の差が多少響いたのかも。良く頑張ってますね。ここにきて重賞でも安定して上位に顔を出せるようになってきた。切れ勝負でも対応できたのは○。どの展開でもあと一歩足りないのが。本質的にはある程度ペースが上がったほうがいいので、京都1200よりは小回り平坦の時計勝負か、中山1200のように前傾ラップになったほうがいいのかな。
4着セイコーライコウ(6人)
ゲート:C ダッシュ:D 切れ:A 持続力:B 騎乗A
五分のスタートから押して追走、中団の内ポケットを確保。3〜4角で最内を追走して中団で直線。序盤で内目からするする伸びてくると、L1で出し抜けを図るが、最後は外差しに屈して4着となった。ん〜、もうひとつ前で競馬出来ていれば違ったかもなあ。序盤の行き脚があまり良くなかったので。まあ、ドのつくスローペースも影響しているし、内が伸びない馬場になっていたので、仕方ないかなと。ここで通用の目途を立てたのは大きいですね。前半緩いペースなら、距離は大丈夫だと思いますね。この競馬を見る限りでは1200より、京都外・東京1400あたりでゆったり先行するのが合っているように思います。
5着シンボリグラン(12人)
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:B 持続力:B 騎乗B
五分のスタートからじわっと追走して好位で競馬。少し掛かり気味。3〜4角で中目を追走し、5番手2馬身ほどで直線。序盤は中目からジリジリと伸びるが抜け出せない。L1で外差しに屈して5着。普通に競馬して5着、と言う感じですね。もともとこれぐらいは走れる馬なので驚きはしないですが。外差し有利なので、上位に差されたのは仕方ない。評価が難しいですね。
6着スカイノダン(3人)★次走注目:C
ゲート:B ダッシュ:C 切れ:A 持続力:B 騎乗E
まずまずのスタートからじわっと下げて中団で競馬。3〜4角で大外を追走して中団で直線。序盤で外目から伸び走で伸びず、外2騎に及ばず。L1でも詰め切れず、かえって伸びを欠き6着完敗。普通に騎乗ミスでしょう。勝てたかどうかは別にして、今回はいくらなんでも後ろすぎる。それも超スロー。何度も同じミスをしているので、そろそろ乗り替わりを検討したほうがいいかな。序盤の位置が悪いせいで3〜4角で大外を押し上げる羽目になった。この馬に関しては序盤の運転がカギだと思います。動ける枠、立場だったはずなのに。
7着スプリングソング(2人)
ゲート:D ダッシュ:A 切れ:B 持続力:C 騎乗B
やや出負けから押して押して追走、先行争いまでこぎつけ3番手で競馬。3〜4角で最内を追走し、4番手2馬身ほどで直線序盤で内目から捌いて伸びかけるが、L1で内外の差し馬に差されての伸びずばてずの7着。この内容で自身の上がりが33.7。今回は前半のスピードを殺された展開になってしまったのが。展開が少し極端すぎた。内も伸びない馬場だったし、まあ仕方ないかな。
9着ジェイケイセラヴィ(5人)
ゲート:C ダッシュ:C 切れ:A 持続力:C 騎乗C
五分のスタートから押して追走、先行争いに加わって好位の外で競馬。3〜4角で3〜4角で外目から中目を追走し、先頭に並びかけて直線。序盤で中目から先頭に立ったが、L1で内外から差しかわされ、最後は9着に終わった。前につけて、10.9で先頭に躍り出る競馬なので、悪くない内容。今回は外差し馬場の上で、究極の切れ勝負でL1落とす展開。悪くはないです。

