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【競馬ニュース】●L.デットーリが日本ダービーでデボネアに騎乗

【5/22(日)優駿牝馬(GI)】●展望

【5/22(日)東海S(GII)】●展望

【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2011年01月19日

ルーラーシップ、GI級の走りだ!@日経新春杯レース回顧

日経新春杯(GII) 京都芝外2400m良
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2:24.6A 12.6D 34.2A 34.5B 1着ルーラーシップ

12.6 - 10.8 - 10.8 - 12.7 - 13.2 - 12.6 - 12.6 - 12.9 - 11.9 - 11.1 - 11.6 - 11.8

L3最速11.1:切れA 4F46.4:持続力B


前半3Fが早く、中団で一気に12秒台後半以下のラップを5F続けるスロー。そこからの4F勝負だが、L3最速で、逃げ先行馬にはかなり厳しい展開。


1着ルーラーシップ(2人)★次走注目A
ゲート:B ダッシュ:B 切れ:A 持続力:S 騎乗:A

五分のスタート、楽に前目で様子を見て、中団に下げる。3角で外から軽く仕掛けて好位まで押し上げると、4角で先頭まで並びかけるような形に持っていって直線。序盤で外から一気に先頭に立つと、L1でもしっかり粘り、差を広げての完勝となった。強いですね。ハンデ差があったにせよ、最後までしぶとく粘りとおしたし、最速11.1のところで外から押し上げる競馬なので、横綱競馬と言っていいです。これはまた楽しみな存在になりましたね。GI級であるということをしっかり見せつけました。騎手も馬の力がありきの競馬ではありましたが、早めに外から上がって、持ち味を消さない良い仕掛けでしたね。


2着ヒルノダムール(3人)
ゲート:B ダッシュ:C 切れ:A 持続力:B 騎乗:B

五分のスタートから、ある程度前目で競馬していたが、最終的には中団での競馬に。ローズキングダムをマークするような感じでの競馬。3角でも中団、中目からじわっと仕掛けて、4角で大外に持ち出して先頭から2〜3馬身ぐらいで直線へ。序盤は良い脚を使い、ルーラーシップに少し詰めてきていたのだが、L1で脚色鈍らせ、ルーラーシップにじわっと差を広げられての2馬身差完敗の2着。外を回されたけどそれでも勝ち馬との差は大きいですね。GIレベルになると、展開利がないと厳しいということでしょうか。


3着ローズキングダム(1人)
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:B 持続力:A 騎乗:C

五分のスタートから、窮屈な感じになったが中団で落ち着く。3角で最内をじっと我慢。4角で少し仕掛けて最内を通して、前とは3馬身ぐらいで直線。序盤で進路がなく、外に出そうとして、結局内に切り替える。そこから進路が開いて伸びるか、というほどでもなく、L1でもジリジリと詰めてきて、なんとか2着争いに顔を出したのが精一杯の3着となった。ん〜、まあ内があかなかったのは、この馬場状態なら仕方ないでしょうね。その辺の読みが足りなかったと。ただ、このレースはL3最速で、L2−1と減速しているレースなので、L3で脚を使わずにいたんだから、L2で多少進路が無かったにしても、L1でもっと食い込んでこないとダメですよね。ヒルノはまともなら交わせていたとは思うけど、ルーラーシップとの差は正直大きいかなと思いました。ハンデ差と状態の問題もあるので、次走こそ意地を見せてほしいですね。


4着ナムラクレセント(7人)次走注目:C
ゲート:E ダッシュ:B 切れ:C 持続力:B 騎乗:B

出負けのスタートから、内で窮屈になりながら、それでも何とか前目につけていき、好位の内ポケットで競馬。少々掛かり気味で道中を進める。3角で逃げ馬の後ろ、最内ポケットと絶好の位置。4角でもその位置をキープして1馬身ほどの差で直線。序盤で最内に切り込むと、しぶとく粘っているが、L1でローズにかわされてしまっての4着となった。5着以下は千切っているので、やはりある程度タフさ勝負ならこのクラスでも通用するんですよね。今回はハンデで恵まれなかったし、出負けで前目につけるのが遅れてしまい、ペースを握れなかったのが痛かったかな。この馬はこういう積極的な競馬をして、タフさ勝負に持ち込んだほうがいいですね。和田は出負けした以外は良かったと思います。


5着ホワイトピルグリム(11人)
ゲート:B ダッシュ:D 切れ:D 持続力:D 騎乗:A

五分のスタートから、いつもより積極的に押されるも、後方からの競馬に。3角で最内、ローズの丁度後方で競馬を進める。4角でも最内にこだわって直線。序盤で最内に切れ込むが、伸びず。L1でもジリジリとばてない程度の競馬で、遥か後方集団の中で、ようやく先着しての5着となった。力負けですね。何もかもが嵌っての5着。上位とはとてつもなく大きな壁があります。


6着ゲシュタルト(5人)☆次走微妙:B
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:C 持続力:E 騎乗:A

五分のスタートから楽に前目につけ、3番手での競馬になる。3角で中目からじわっと仕掛け、4角で先頭に並びかけて直線。序盤でルーラーシップにかわされるが、それでもしぶとく粘っていた。しかしL1で失速するとずるずる後退。そのまま後方集団に吸収されての6着完敗となった。3角で少し押し上げて丁度目標になったのと、ここで11.1という速い脚を使わされたのが痛かったかな。L3最速戦で、団子の勝負。少し展開面で恵まれなかったかな。それでもL1バテすぎなのは気がかり。もう少し平均的な競馬で、馬群が縦長になるような競馬が良いんでしょうね。まだ本調子とは言えない気がします。騎乗自体は楽に3番手、そこからの早め押し切りを狙った内容だし、この馬の良さをわかっての競馬だと思います。この馬の1つの長所である、しぶとい持続力が影を潜めているので、しばらく様子を見たほうがいいと思いますね。


10着ビートブラック(4人)
ゲート:C ダッシュ:B 切れ:D 持続力:E 騎乗:B

五分のスタートから、押してハナを取りきる競馬。2角過ぎで一気にペースを落ちると、団子状態に。終始手を動かしての逃げ。3角で最内、手を動かして必死に逃げ、4角でも先頭を維持して直線。序盤で早々にルーラーシップに先頭を譲ると、後はズルズル後退。10着惨敗となった。今回に関してはスピード不足に、切れ不足でどうしようなかったかなと思います。終始追走気味での逃げで、それでペースが上がらず。緩んで団子状態からの決め手勝負でどうにかなる馬ではないので。騎手も頑張っていたけど、自分が思い描いた競馬には出来なかったんじゃないかと思いますね。距離延長したほうがいいでしょう。

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2010年12月31日

ヴィクトワールピサが2cmの差で栄光を掴んだ@有馬記念レース回顧

有馬記念(GI) 中山芝内2500m
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6.9 - 11.4 - 12.0 - 12.3 - 12.7 - 13.4 - 13.5 - 12.3 - 11.5 - 12.0 - 11.7 - 11.1 - 11.8


前半はGIとしてはスローの逃げ、中盤大きく緩めすぎて、後方が一気にペースアップし、13.5-12.3-11.5と向こう正面で2秒近くペースアップしてる。そこからの5Fロンスパ戦だが、L2が11.1とキレも要した。馬場も良く、いつもの年末に比べると比較的早い上がりが出やすい状況だったので、5F戦でもキレが必要になったという点では前有利だとみてよさそう。時計的には平凡だけど、これは序盤スローで中盤のGIらしからぬ緩みが全てですね。5Fのロンスパ戦でL2最速11.1は流石。ハイレベルのGI戦でした。


1着ヴィクトワールピサは五分のスタートから押して好位の内ポケットで競馬。1周目のスタンド前ではしっかり折り合いつつ馬なりで4番手につける。2角過ぎで一気に緩んだところでデムーロがするするっと仕掛けてハナをつつく形。内からトーセンが再度ハナを主張するので、これを先に行かせて2番手で競馬。3角でもトーセンを見ながら馬なりで楽に追走、4角でも馬なりで並びかけて直線。序盤でトーセンをかわし切って先頭に立つと、L1でもしっかり粘っていたが、外からブエナビスタの急追を受け、肉薄されるが2cm差で逃げ切っての1着となった。これ以上ないタイミングで仕掛けましたね。ただ、あの仕掛けの早さでL2が11.1のところを馬なりで楽走だったという点からも、やはり速度が無いんじゃなくて、加速がつけば良い脚を使えると。府中のような3F勝負で瞬発力が問われるコースではなく、じわじわとギアを上げていける中山が合うってことでしょうね。あと、この競馬を見ても、スローで折り合えて、ロングスパートを作って押し切る競馬が出来ているんだから、距離が長いとは思いませんね。少なくとも2500mまでは問題ないと思いますね。L2が11.1なんだから、ラストは少し落としても仕方ないですし。やはり3歳春の実績通り、力は最上位です。


2着ブエナビスタは五分のスタートから少し押しているが、最終的には後方での競馬に。スタンド前ではエイシンフラッシュの後方で競馬。少し掛り気味だが問題ない程度。向こう正面でペースが上がった時に、スペースが無く押し上げられずに後方のまま。3角入りで内目から少し押し上げていく。3〜4角を内から中目をするする押し上げて、いつの間にか流れるように外に出して中団まで押し上げ直線。直線序盤では伸びきれなかったが、L1で信じられないような末脚で追いこんできて肉薄…わずかに2cm詰め切れずの2着に甘んじてしまった。敗因は序盤の位置取りですね。最初は押していったけど、結局前には付けられずに、コーナーワークで下げざるを得なかった。押し上げたかった向こう正面で、ペースアップしてしまい、結果的に脚を使わされた。それでも3角で外をまわすでもなく、スムーズに内目から外目を捌いて行ったスミヨンは流石。ただ、今回は仕掛けよりも、序盤の位置取りが全てでしたね。せめて中団で競馬できていれば違った。3歳馬の高い壁として、牝馬ながら本当に強い競馬で頑張ってくれましたね。来年も主役として頑張ってほしい。


3着トゥザグローリーは出負けするが、すっと押してダッシュをつけて3番手まで一気に押し上げての競馬。スタンド前でうまく前2頭を見るような形の3番手で楽に進める。向こう正面でペースアップの際に一旦少し下がる。ワンテンポ仕掛けを遅らせ、3角で外目に持ち出しヴィクトワールを追走。4角を3番手、ヴィクトワールの外で仕掛けて直線。コーナーワークで2馬身ほど離されると、序盤はキレ負け。それでもL1でしぶとくヴィクトワールに迫ってくるが、届かず…最後はブエナに差されて3着と、番狂わせとまではいかなかった。競馬としては、ワンテンポ遅らせて、じわっと仕掛けているので、急激なペースアップに流されずにじんわり3番手に上がっていけたのは良かった。ただ、L2の11.1のところで完全に出し抜かれてしまっているので、この辺が上位との差でしょうね。ワンテンポ遅れての競馬なので、最後詰めてきてもそれほど評価は出来ないかな。好走要因は序盤に良い位置につけたことですよね。この先行力を見せた点は純粋に評価しないといけません。春に比べると格段に成長しています。上位陣とは少し差があるかなあと思っていたけど、随分縮まってきたと思います。来年が飛躍の年になるか。


4着ペルーサは五分のスタートから押して押して先行策、4〜5番手での競馬になる。向こう正面でペースが上がった時に追走し、じわじわとポジションを上げる。3角で最内ポケットを必死に追走、4角でも押しながら最内追走で直線。序盤で少しキレ負けし、伸びきれず。L1でも脚色は見劣り、上位争いには加われずの4着となった。普通にゲートを出たのは良いんだけど、前目につくまでに結構必死だったのと、3角からの仕掛けで少し追走に苦労している点、キレ負けという点からも、中山で一線級相手に好勝負するには器用さが無いかなと思いますね。結果的には展開面でも恵まれたし、一番速いところで最内を通れた。この競馬の仕方では、今までのパフォーマンスは出せないのかな。一度阪神外回りを走らせたい馬ですね。王道路線に無いのがなあ。王道路線ならやっぱり東京向きだとは思いますけどね。


5着トーセンジョーダンはまずまずのスタートから押して押してハナを取りきる。淡々と進めて楽なペースでペースを刻む。2角過ぎで更にペースを緩めると、一気に馬群が凝縮。向こう正面で、デムーロのヴィクトワールにつつかれると、一気にペースアップしてしまう。3〜4角で最内仕掛け気味に競馬して直線。序盤でキレ負けし、あっさり先頭を譲ると、L1でも脚色見劣り上位とは離された5着に終わった。まあ、これがGIを勝てない騎手でしょうね。ただでさえ、前半緩かったペースを2角過ぎで更に緩めてしまい、せっかくペースの割に縦長だった状況が一転してしまった。加えて、デムーロに早仕掛けされてしまい、焦って一気のペースアップをしてしまった。ヴィクトワールは緩いペースの時にじわっと加速をつけていった。こちらはそれなりに早いペースの時に急加速せざるを得なかった。どちらがきついかは考える必要もないですよね。2角までの競馬は理想に近かっただけに、ここら辺がGIジョッキーになれない騎乗というところでしょう。ヴィクトワールやブエナ相手に切れ勝負で勝てる馬ではないので、平均的な競馬が望ましかったでしょうね。有馬記念の舞台でスロー逃げが出来ると思っているようなら、認識が甘すぎますね。馬自体は道中苦しい展開だし、瞬発力、キレを問われてしまえばこの結果は仕方ないでしょうね。ブログで息巻いていたようですが、同じ負けるにしても、こんな消極的な競馬で情けなく負けるようでは完全に底が見えましたね。技術面も全然足りませんが(ペース読めない)、根本的に度胸が無いですよね。松岡マイナス度胸って感じ。度胸もない癖に、発言だけイキっているから、叩かれるわけで。馬はGIでもやれると思いますね。4歳最強はこの馬だと思います。もう少し平均的なペースになって、純粋な持続力勝負ならGIでも通用します。


7着エイシンフラッシュは出遅れて後方から。1周目の3〜4角のコーナーワークでなんとか中団後方、ブエナの前までリカバーする。少し掛り気味ではあるが、神戸新聞杯ほどではなく、問題ない。3角で最内を通るが、ここで前に詰まってしまい、下げて仕掛けがワンテンポ遅れる。4角でも内目を通して後方で直線を迎える。序盤で外に出してくるも詰められず、L1で徐々に伸びてはきたが、ブエナの脚色には及ばず、なだれ込んだだけの7着に終わった。ん〜、出遅れは痛かった。それでもうまく序盤である程度はリカバー出来た。問題は勝負どころの3角ですよね。ここで前が詰まっちゃって、そのタイミングでうまくブエナが外に来ちゃって、本来自分が通りたかったところをブエナに先に越されてしまった。ほんで、ブエナの通ったところを通る後手後手の競馬。これが一番駄目でした。敗因はこれです。ブエナより先に、その進路をつけていれば、7着なんてことは無かったでしょうね。前の馬がしっかり脚を使いきって、ブエナですら結果的に届かなかった展開で、ブエナよりも仕掛けが遅いようでは勝負になりません。3角の時点で勝負ありでした。馬自体は、最後はじわじわと伸びてはいますが、中山で差し不利の展開を覆すほどの馬ではないということですかね。煮え切らない競馬が続きますね。多分、次は騎手は替わっているんじゃないかな。決して良い騎乗ではなかったし、そういう感じの話を調教師がレース前からしていたので。


13着ドリームジャーニーは大きく出遅れて最後方からの競馬。最内で追いついてなんとか後方集団までとりついて競馬。道中は終始掛りながらの競馬となる。3角で外に持ち出して、4角で大外ぶんまわして後方のまま直線。序盤から全く伸びず、13着の惨敗となった。出遅れもだけど、引っ掛かってしまって、それでいてペースが上がったところで大外ぶんまわしではどうしようもないですね。騎乗面であまりに酷い。まあ、あのまま最内ついていても、あかないだろうし、そういう展開になった時点で終了でしたが、せめて出遅れずにヴィクトワールが上がっていった段階でスムーズに追い上げられていればなあと。あそこまで酷かったのは、道中の折り合いでしょうね。この惨敗は残念です。
posted by カタストロフィ at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月20日

セラフィックロンプ、ローカル巧者、意地の勝利@愛知杯レース回顧

愛知杯(GIII) 小倉芝2000m良
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12.2 - 11.0 - 11.7 - 12.8 - 12.1 - 12.0 - 12.0 - 11.7 - 11.8 - 12.2


序盤4F目で12.8がある以外はずっとハロンラップ12秒前後と、綺麗な平均ペース、スピード持続戦となってますね。ローカル2000らしい結果となりました。少し時計が掛り出した今の馬場なので、2分を切ってきたなら牝馬重賞としては水準だと言えると思います。


1着セラフィックロンプはまずまずのスタートから押して先行争い、2角過ぎで、やや離れた3〜4番手の内ポケットを確保。3角で最内を追走、4角で中目に持ち出して直線。直線序盤で鋭く伸びてくると、内から伸びてくるブロードストリートとの競り合い。L1でも脚色全く同じだが、クビの上げ下げでハナ差の勝利となった。このペースを少し離れた内ポケットで競馬出来て、直線もスムーズ。これならこれぐらいやれる馬です。2着ブロードとはハナ差だけど、3着馬とは1馬身半差、しっかり抑えての内容なので、やはり牝馬限定でこの条件なら強いですね。ロスなく乗った宮崎北斗君、ローカル2000は注意すべき騎手ですよ。


2着ブロードストリートは五分のスタートからある程度押して積極的な位置取りで中団を走る。中団の内ポケットで若干掛り気味だが問題ない。3〜4角で綺麗に開いた最内を追走し、好位まで押し上げて直線。直線序盤で内から伸びてくると、外のセラフィックとの競り合いに。最後は脚色同じだが、ハナ差屈しての2着。1kg差が無ければ、と言うところですが、3〜4角で中目から勝ちに行ったセラフィックに最内を凄くスムーズに通った上で、負けたわけなので、そういう意味では向こうの方が強い競馬をしています。それでも段々と復調度合いは増してきているし、来年の牝馬戦線をやっていけるだけの力を示したと言えます。個人的にはU字の1800mがベストだと思うなあ。


3着ヒカルアマランサスは出負けして後方からの競馬になる。3角手前から仕掛けられ、3角を中目で追走、4角で少し押し上げて外目に持ち出し直線。序盤からイタリアンレッドと競り合って外から伸びてくると、L1でもしっかり詰めてきたが、内には及ばずの3着。この展開で先行馬にあの競馬をされては仕方ないですね。この条件で勝ち切るには追走力が足りなかった。あまり緩まないレースの方が良いので、3着ぐらい来ても全然不思議はないんだけど、このレースを見る限り、ベスト距離は1600mにあると思う。直線までにあまり縦長にならない舞台で、瞬発力をそれほど要求されない舞台がベストなんだろうなあ。京都外1600辺りが一番良い気がする。


4着イタリアンレッドは五分のスタートから抑えて後方からの競馬。3〜4角で外目をヒカルとともに押し上げて直線。序盤でヒカルとともに伸びてくると、L1でもジリっと詰めてくるが、ヒカルを交わせずの4着。小倉は別の馬のように走りますね。向こう正面の下りが合ってるんだろうなあ。ネオの仔の傾向として、やっぱり下り坂ってのはキーポイントになってる気がするね。今回は平均ペースで序盤の位置取りの差が響いちゃった感じ。ある程度緩めから、3角で徐々に押し上げて行く競馬が合ってるんでしょう。このクラスまで来ると、小倉ではスピードで押し切られちゃって勝ち切れないケースが増える気がしますね。ハンデも手ごろだったし、流石に力負けの感は否めません。


5着コスモネモシンは五分のスタートから抑えて中団からの競馬に。3〜4角で中目から大外をまわして直線。直線序盤で外から伸びを見せるが、L1で少し脚色鈍らせると、前には届かず、後方2頭に差されての5着になった。強い競馬はしてますね。3〜4角で勝ちに行って大外をまわしてしまった。展開的には厳しかったと思います。その後方で、もう少しロスなく立ち回った差し馬2頭に差されたのは仕方ないし、内内をロスなく立ち回った2頭に届かなかったのも仕方ない。4角であんなに大外まわすと。まだ内有利の馬場状態でもあるので辛い。3歳馬ながら54kgでこれだけやれれば十分でしょう。牝馬重賞クラスならいずれ好勝負出来る馬です。


16着レディアルバローザは五分のスタートから好位集団の中目ぐらいで競馬。向こう正面でテイエムオーロラの後方につけて競馬。3角手前で、前方のテイエムオーロラが故障発生し、そのあおりを受けて大きく減速。立て直して3〜4角最内で競馬するが鞍上は無理をせず直線流しただけで16着に終わった。不利が全てですね。ここまでの惨敗に関しては、間違いなく故障の煽りを受けたのが全てです。次走評価が下がるようなら、そこは加味して考えた方が良いでしょう。


4番人気に推されたテイエムオーロラは3コーナーで故障発生、予後不良の判断が下されました。今年の府中牝馬Sの勝ち馬。ご冥福をお祈りいたします。
posted by カタストロフィ at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

キンシャサノキセキがGI馬の意地で捻じ伏せる@阪神Cレース回顧

阪神カップ(GII) 阪神芝内1400m良
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12.4 - 11.1 - 11.1 - 11.2 - 11.3 - 11.4 - 11.8


絶妙なほど11秒台前半のラップを刻む、ほぼ平均ペース。このラップを刻まれては、後方の馬には苦しい展開になりましたね。押し上げるポイントが全くなく、ラストもほとんど落ちてない。このペースでもこのクラスの馬にとっては少し緩いぐらいのペースだったんでしょうかね。後は、Bコースで内が有利だった点もあるとは思います。レースレベルは高かったと思いますね。


1着キンシャサノキセキは五分のスタートから、楽に先行争いにつけるが、馬群に囲まれて少し下げると、やはり掛り出す。3〜4角でも掛っていたが、馬群の中に上手い具合に入れて、内目で何とか折合を付けて直線。直線序盤で上手く進路を確保すると、中目からしぶとく伸びる。L1でもしっかり伸びて、粘るレッドスパーダをクビ差きっちり捕えての勝利となった。このペースで掛るかあ…。いつものことだけど、掛った割にはしっかり最後まで伸び切りましたね。やはりスピード優先の1400mがベスト条件でしょう。このメンバー相手でしっかり勝ち切ったと言うのは、今回の内有利、一貫ペースで前に行けるスピードと、L1の落ち込みで差しこめるタフさと言う点で、ここでは1枚上だったと。鞍上も掛ってからのコース取りは流石ですね。無意味に外をまわさず、内でタイミングを計る。進路はこじ開けられると言う自信があるから出来ることですね。


2着レッドスパーダは、まずまずのスタートから内のビービーが押しているので様子を見るが、明らかにスピードに違いがあって、楽に押してハナを取り切る。3〜4角でも最内を馬なりで通して、後続をひきつけて直線。直線序盤でもしぶとく粘り、後続になかなか差を詰めさせないが、中からキンシャサが良い脚で伸びる。L1でキンシャサとの一騎打ちとなったが、最後の最後でクビだけ交わされての2着となった。多少内有利の馬場はあったが、とにかく長期休養明けでこれだけのパフォーマンスが出来たと言うのは素晴らしいですね。今年の冬の東京新聞杯組のレベルの高さを見せつけた形ですね。スピード持続戦でこれだけのパフォーマンスができれば、来年のマイル戦線が楽しみになってきましたね。


3着マイネルフォーグはまずまずのスタートから徐々に下げて中団の内ポケットを確保。3角で最内を通り、好位まで楽に押し上げると、4角でもそのまま最内を追走して、直線。序盤ですぐにキンシャサの脚色が良いと判断したか、この後ろにぴたりとつける。序盤は伸び切れなかったが、L1でジリジリ追い込んできて、内のガルボをハナ差交わしての3着確保となった。全てが嵌りました。序盤の追走力では苦労して中団、でも3〜4角で上手く立ち回って、直線ではキンシャサの後方と言う最高の位置を確保。更に内有利。これだけ嵌れば、上位に食い込んできても不思議ないでしょう。フロックと言うよりは、ルメールの神騎乗ですね。ずっと内に拘り、進路にも公算あっての騎乗。直線でどこを突けば進路が楽に開くのかをよくわかっている騎乗ですね。ルメールはこの辺のセンスが素晴らしいんでしょうねえ。


4着ガルボは五分のスタートから押して押して逃げ馬の直後の内ポケットと絶好の位置を確保。3〜4角でも最内馬なりで追走して直線。序盤で良い脚で抜けだしを計るが、前が止まらず、進路が無い。L1でキンシャサとレッドスパーダの間を狙うが、スミヨンが右鞭バシバシ打ってるので突っ込めず、諦めて手を止めたところに、外からマイネルに交わされての4着となった。結果が変わるかどうかはともかくとして、馬券圏内にいる以上、僅差なら最後まで追え。当たり前の話だが、これで結果が変わったと言われても仕方が無いし、付け入る隙を与えない競馬をしなさい。馬自体は、このスピード戦を追走できるスピードを見せたので、地力戦の阪神1400ならこの相手でもやれると言うことでしょう。ベストは平均ペースのマイル戦だとは思いますが、重賞のもう1つ2つぐらいはどこかで取れていい馬だと思いますけどね。


5着ゴールスキーはやや出負けから、追走し中団にはつける。3角で外目に持ち出し追走、4角で好位まで押し上げて直線。序盤は外から一瞬凄い脚を見せたが、L1で脚色見劣り、なだれ込んでの5着に終わった。3〜4角で外をまわしたのが大きいですね。結果的に内有利の馬場状態、ラップの緩急無く、自身で脚を使って外から押し上げた分、L1に響いたと思います。この馬にとってはこの速度で追走するのはしんどかったんでしょうね。ただ、やはりこの中では一番のキレを見せているし、能力自体はGIで勝てるだけのものはあると思います。この馬にとってはかなり苦しい展開、馬場条件だったと思うので。


7着リーチザクラウンは五分のスタートから追走に苦労し、後方での競馬に。3〜4角で外目を追走し、中団まで押し上げて直線。直線序盤で外から良い脚をつかっていたが、L1ではなだれ込むだけの7着完敗となった。まあ悪くない競馬だと思います。騎乗はノーアイデアだったと思いますけどね。外不利の馬場状態で、加速がついたから外まわす、では厳しいと思いますね。馬自体の能力は示したけど、やはりこういったスピードの純粋な速さを問われると厳しいので、阪神1400のようなタフなコースでは厳しかったと言うことでしょう。条件が変わればいいけど、人気先行だしねえ。


12着ファリダットはやや出負けから追走に苦労してかなり後方からの競馬。3〜4角で中目を通して直線で外に出す。序盤から伸びず、なだれ込むだけの12着に終わった。外不利を差し引いても、これだけ序盤にスピードが足りないと阪神1400では厳しいですね。力負けです。
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2010年12月14日

セイクリムズンが抜け出しクビ差の勝利@カペラSレース回顧

カペラS(GIII) 中山ダ1200m良
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11.7 - 10.3 - 11.0 - 11.9 - 12.1 - 12.7


暮れの中山らしく、なかなか時計が掛っているなかで、良馬場で10秒を切ってくると言うのはかなり評価できますね。前半3Fが33.0と超ハイペースだったことも好時計に起因しているとはいえ、最後までしぶとく、L1で12.7は立派。GIIIですが、それに恥じない、それ以上のハイレベルな一戦だったと思います。


1着セイクリムズンは五分のスタートから押して先行争い、4番手の好位ぐらいですぐにスピードに乗った。3〜4角で中目から馬なりで押し上げっ直線。直線序盤で仕掛けられるが少し伸び切れないで、外のティアップワイルドに交わされる。しかしL1で盛り返すとクビだけ出ての意地で掴んだ勝利となった。序盤は手ごたえの割に伸びず、ティアップには切れ負けした形ですね。しかし持ち味のスピード持続力が、L1でのしぶとさを問われる中山1200で活きたと言うことでしょう。序盤は追走に苦労することもなく、外目を競馬できていたし、中山1200のスピード勝負、それも超ハイペースに対応してきたという点はかなり評価しないといけませんね。全然違う競馬の霜月Sでの完勝とこの競馬、やはり本格化したとみて間違いないでしょう。来年のダート短距離路線を引っ張っていく馬になりそうです。


2着ティアップワイルドは好スタートから様子を見ながら無理なく追走し、中団ぐらいで競馬。3〜4角で外から仕掛けて捲り加減で直線。直線序盤では外から鋭く伸びてきて、一旦は先頭に立つ。しかしL1で内からセイクリムズンの反撃にあい、これに抵抗する脚は残しておらず、2着に惜敗となった。あわや大金星かと言う競馬。たまげましたねえ。1200は初だったんですが、外枠と言うこともあってか、思った以上に追走が楽でした。ハイペースでこれほど序盤に余裕があったのだから、1200mがあっているのかもしれませんね。4歳世代は勝ち馬もそうですが、ダートでは本当に層が厚くて強いですね。芝は3歳に譲っても、ダート路線は4歳が総なめ、と言ったところですかね。


3着エノクは五分のスタートから追走して中団のぐらいで競馬。早い段階で鞭が飛んで3角。3角では中目で追走して直線で外目に出す。直線序盤では切れ負けしていたが、L1でじんわり追い込んできて前2頭とは少し離されはしたが3着を確保。序盤追走に苦労していたのに、今日は最後までしっかり競馬が出来ました。ハイペースを追走しての内容は、今までには無いものなので、この馬も今が充実期かもしれませんね。京都ベストは変わらないだろうけど、この競馬ができれば、ある程度どこでも対応できそうです。ただ上位2頭の方が強い競馬をしていますね。この条件ではやはり重賞で勝ち負けするには荷が重いかな。京都1200の重賞があればいいんだけど。


4着シルクフォーチュンは出負けしていつも通り後方からの競馬に。3〜4角で大外ぶん回して直線。直線序盤で大外から伸びてくるが、L1でやはり脚色鈍らせて伸び切れずに4着となった。これだけタイトな競馬になると、大外ぶん回しでは辛いですよね。戦法的に仕方ないんだけど。今回は強い先行馬が勝っちゃったし、ペース的にもこれで差し切れなかったら馬の能力もそこまでだったと言うことでしょう。断じて良い騎乗では無かったけど、こういう馬なので仕方ない。


5着マルカベンチャーはやや出負けすると、スッと下げて後方からの競馬に。3〜4角で内目を立ち回って直線。序盤では中目から進路探し。L1で進路を見つけると屋根が追い出し、グングン伸びてくるが、最後はなだれ込む形で5着に終わった。3〜4角で無理せず経済コースを通ったのは着拾いと言う観点からは妥当な判断でした。結果的にロスなくワンテンポ遅れた分、各馬ばてたL1で最後に伸びたとも言えるますね。圏内に食い込むには位置取りが悪すぎました。この辺が課題でしょう。この競馬、展開でここまでだと、上位とは少し力差を感じますね。


6着マハーバリプラムはまずまずのスタートから少し押されるが無理せず後方で競馬。3角まではややスムーズさを欠く競馬。3〜4角で内目を立ち回って直線。直線序盤で中目から良い脚で追い込んできていたが、L1で明らかに脚色鈍っての6着完敗。序盤はやや窮屈で位置取りを上げられなかった。3〜4角でロスなく内目を立ち回って良い流れで直線に入ったので、良いキレを見せた。けどL1でしんどかったと言う感じですね。もう少し前目で競馬出来ていればよかったんだけど。やはり前傾ラップの中山向きでは無いように感じますね。L2の速さが問われる新潟が良いと言うのはこの競馬からも良くわかりますね。もう少しペースが上がりにくいフラットな競馬なら、重賞でも通用しそうな感じはしますが。東京がまだ未経験なので、根岸S辺りをつかってみてほしいな。


12着ナムラタイタンは出遅れて必死に追走し内から凄い勢いで押し上げていく。3角で中団まで押し上げると、4角で最内から〜内目を追走し直線。直線序盤で既に脚色見劣り、最後はジリジリと下がっての12着完敗。とりあえず、重賞勝ちたいなら熊沢を降ろした方が良いでしょうね。今回は適性面で不安もあったし、騎乗だけが敗因では無いと思いますが、出遅れて必死になって追走と言うのは熊沢のやらかしパターンだし、今回はまだスムーズに内をつけた方だけど、酷い時は前の馬にのっかかりそうになったりで、正直見てらんない。熊沢はスムーズに競馬できれば最後までしっかり追えるので良いけど、ダートの短距離を走らせるなら、もう少し序盤の運転が上手い騎手に換えるべきでしょうねえ。あと、今回のようにスピード勝負向きの馬ではなく、ある程度平均的な競馬で結果を出している馬なので、中山1200mとかは合わないと思います。素直に東京1400、京都1400をつかった方が良いでしょうし、一度東京1600mを試してみても良いと思いますがね。とにかく重賞勝ちたいなら、運転の上手い騎手になるか、熊ちゃんリスクが小さい外枠になるのを祈るしかないと思いますね。
posted by カタストロフィ at 00:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 重賞レース回顧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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