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【競馬ニュース】●L.デットーリが日本ダービーでデボネアに騎乗

【5/22(日)優駿牝馬(GI)】●展望

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【重賞回顧】●ヴィクトリアマイル(GI)

2010年12月26日

トゥザグローリー@有馬記念出走各馬個々分析

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6枠11番トゥザグローリー。母はエリザベス女王杯馬にして、ダートの最高峰の双璧のひとつだったドバイWCで2着という快挙を成し遂げたトゥザヴィクトリー。デビューは遅かったが、確実に力をつけてこの大舞台に挑戦。


◎良いところ
・秋になって力をつけて結果を出してきた。
ハイペースのマイルCSでも力負けせず。前走は3歳春の強豪だったコスモファントムを撃破。ステップを着実に踏んでいる。


・タフな阪神2200mのコースで勝ち切っている
春のまだ完成していない2戦目で、総合力が問われる阪神2200mという舞台を勝利している。3着菊花賞3着馬ビートブラック。距離への対応に関しては、意外と心配ないかもしれない。


・母トゥザヴィクトリーは有馬記念で3着
血統的背景では強調できないものの、母が有馬記念で3着という実績を残しているという点はプラス。




△微妙な点
・使いすぎ
池江師の定年ということもあるが、秋以降5走目と、やや使い詰めている点が気がかり。特に反動が気になるペースが厳しかったマイルCSを使ったという点も心配。


・前走は恵まれた面が多い
コスモファントムを破ったのは大きいが、緩んだ向こう正面で最内ががっぽりあいた所を楽に押し上げられ、終始最内を追走。最後は切れ勝負で勝ったという形。有馬記念でそういった楽な押し上げは難しいだろうし、その辺がどうか。


・相手が一挙強化
秋は3歳でもコスモファントム、ゲシュタルトなどの強豪クラスまでとしか対戦していない。今回は女王ブエナに、皐月賞馬、ダービー馬、NHKマイル馬にグランプリ連覇馬。大幅な強化で。
posted by カタストロフィ at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年12月25日

エイシンフラッシュ@有馬記念出走各馬個々分析

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5枠10番エイシンフラッシュ。今年のハイレベル3歳世代の頂点となった、日本ダービー馬。秋は苦しんだが、試練の時。この有馬記念で真価を見せたい。フロックではなく実力で勝ち取ったダービーだと証明するには、有馬記念で好勝負が必要だ。


◎良いところ
・フロックと思われがちだが、実は休み明けの皐月賞でも3着
ダービーでの番狂わせで、どうしても波乱のイメージが先行しがちだが、京成杯からぶっつけで皐月賞で馬券に絡むというのは、今までの常識の外であることは確か。その皐月賞も平均ペースでタフさが問われながら、しっかり差しこみ、ローズキングダムには先着している。強いはずだ。

・菊花賞を使っていない
近年では菊花賞→JC→有馬記念というローテーションは厳しい結果となっている。活躍する3歳馬はJCをパスするケースが多い。この馬はJCを使ってはいるものの、菊花賞を結果的に回避したことで、ローテーション的には余裕がある。

・鞍上が調子を上げてきた
秋の不振は、どちらかというと騎手のミス・不利が目立った。折り合いに苦労したり、JCでは直線で進路をカットされる不利。スムーズな競馬が出来ていたとは思えない。しかし、土曜でノリに急追するほど勝ち星を伸ばしてきた内田博幸。本調子を取り戻した相棒で、強気の競馬を挑む。




△微妙なところ
・秋は少し力負け
いろいろな要素があったにせよ、皐月・ダービーで先着していたローズキングダムに秋は全て先着を許す結果。JCでは不利もあったとはいえ、最後は伸びきれなかった。この辺りがどうか。

・非サンデー非ノーザンダンサーというドマイナー血統がどうか。
キングマンボ系×ハンプトン系というマイナー血統だが、ここ10年で、父母父ともに非サンデー、非ノーザンダンサーという血統で馬券に絡んだのが2勝のシンボリクリスエスだけ。それでもロベルト系×シアトルスルー系ということで、そこまで零細ではなかった。その時代で流行った血統が強い有馬記念。統計的には良い材料ではないか。

・その年のダービー馬は苦戦傾向
過去10年ではそもそも出走頭数が少ないが、ウオッカ11着、サムソン5着、ディープ2着。良い材料とは言えないが…。
posted by カタストロフィ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(2) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ダノンシャンティ@有馬記念出走各馬個々分析

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5枠9番ダノンシャンティ。今年のNHKマイルで1:31.4という破格の時計で日本レコード。度肝を抜いた。ダービーでは輸送中の骨折でまさかの取り消し…。そこから半年ぶりの出走が大一番の有馬記念。ダービーに出れなかった鬱憤は、ファンの祭典、有馬記念で晴らしたい。


◎良いところ
・とにかくNHKマイルCが凄すぎる。
超ハイペースで追走だけでも大変なのに、そこからL3Fで33.5ととんでもない鬼脚を見せつけた。リルダヴァルやエイシンアポロン、ガルボやシゲルモトナリなど、かなりのハイレベル戦。純粋にポテンシャルは測り知れない。

・2000m1周コースのラジニケ杯でも2戦目で強敵相手に3着に食い込む。
ヴィクトワールピサ、コスモファントムには及ばないも、ヒルノダムールは封じ込めた。キレや時計勝負が得意も、決して2000m以上で底を見せたわけではない。

・追い込みのイメージ強いが、中団からでも強い
NHKマイルの強烈なイメージのせいもあるが、中団や好位からの競馬でも勝っているので、融通度に不安はないか




△微妙なところ
・長期休養明け
言うまでもないけど、そもそも休み明けで来た例がトウカイテイオーしかいない以上、競馬の常識からも大幅にマイナス要素であることは確かだろう。

・父フジキセキ
フジキセキ産駒は2001m以上の重賞では勝利経験がない。2〜3着ではドリームパスポート、エフティマイアがいるが、有馬記念では馬券圏内なし(ドリームパスポートの2走のみ)。まして2000m以上に連対経験がない本馬にとって2500mは休み明けとともに大きな不安だろう。

・テン乗りの馬は有馬記念では勝てない…
1990年以降、テン乗りの馬が勝利したことが1度もない。2着には一杯いるのだが、勝ち切れるには中山というコース形態からも、ある程度馬の癖をつかんだ騎手の方がいいということだろうか…。
posted by カタストロフィ at 23:19| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

メイショウベルーガ@有馬記念出走各馬個々分析

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4枠8番メイショウベルーガ。ブエナ世代から遅れて馳せ参じ、牡馬相手に混合GII2勝と、今年は一気に力を示してきた。エリザベス女王杯でも後の香港C馬スノーフェアリーに敗れはしたが、年下の牝馬3冠馬アパパネを捻じ伏せての2着。牝馬の中ではブエナの後のナンバーツーにのし上がった。


◎良いところ
・今年になって混合GII2勝と力をつけた。
日経新春杯・京都大賞典できっちり牡馬をねじ伏せた。特に後者は古豪オウケンブルースリを落としているのは力をつけてきた証拠。スノーフェアリー相手、アパパネを下してのエリ女2着も評価。


・中山を知りつくす鞍上蛯名
過去10年で、2勝3着1度。2勝はマンハッタンカフェとマツリダゴッホ、3着は13番人気ダイワテキサス。中山で流れに乗るのが得意な騎手。この馬とも2戦1勝3着一度と、まったくのテン乗りではない。

・切れ勝負より、4F以上のロングスパート戦で強い
京都大賞典、日経新春杯を筆頭に、エリザベス女王杯2着。切れ勝負より、4〜5Fからの勝負で前が少しばてても、しぶとく伸びてくるのが持ち味。中山は初だが、このレベルだとキレ負けする東京より好条件か。




△微妙なところ
・今年は使い詰め
エリザベスから中1週でJC、有馬と連戦は普通に考えれば良い条件ではない。タフな馬で使い詰めも大丈夫とはいえ、新潟記念以降5走目となり、その辺は気がかり

・有馬記念牝馬の馬券圏内4度は全て逃げ先行と前に行ける馬
昨年のブエナビスタは好位先行、ダイワスカーレットの逃げ先行で2度、トゥザヴィクトリーの逃げの4度。いずれも先行策で、差し一辺倒の競馬では厳しいか。

・中山競馬場は初
経験がないという点では適正面で不明であるという点も大きいが、初めての競馬場に輸送という条件からは、良いとはいえないか。
posted by カタストロフィ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブエナビスタ@有馬記念出走各馬個々分析

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4枠7番ブエナビスタ。言うまでもなく、現役最強の女王。昨年の有馬記念から王道路線で全連対と抜群の安定を誇り、秋の天皇賞では突き抜けての快勝。死角がないように見えるが、はたして…


◎良いところ
・生涯で馬券圏外ゼロ(8.5.3.0)
16戦8勝と勝率5割、混合GI戦を含めてこの安定感は素晴らしいとしか言いようがないですね。馬券の軸としては最適の安定感。

・自在脚質の融通性
アンカツ時代の追い込み、ヨコテン時代の好位先行策、スミヨンの中団差し。流石に逃げたことはないが、どの位置取りでも素晴らしいパフォーマンスが出来ていたのが安定感に繋がるのか。

・抜群のキレと、ある程度の持続力を併せ持つ
ジャパンカップで33.5と抜群のキレ、宝塚記念や有馬記念で厳しいペースを早めに仕掛けて2着に粘るしぶとさ、この両方が同居するのが牝馬らしからぬ強さを示しているのだろう。




△微妙なところ
・牝馬の王道路線完走
能力は牝馬の枠を超えているのは確かだが、体調面でどうなのか。秋GI3走を重ねるのは、牡馬でも身体的なタフさが要求される。天皇賞はともかく、JCではかなりきつい競馬にもなっている。不安がないとはいえないか。

・今年の宝塚、昨年の有馬記念よりメンバーは強敵か
今年の宝塚はナカヤマフェスタが強かったとしても、メンバー的には少し恵まれていたのは確か。昨年の有馬記念も結果的にレースレベルはかなり疑問符がつく。末脚が活きる東京では3歳馬相手にしっかり勝ち切っていたが、タフな舞台で相手強化。楽な競馬にはならないだろう。

・スミヨンマーク
土曜のラジニケ杯でもそうだが、アンカツの芸術的な進路塞ぎに手も足も出なかった。スミヨン騎乗時は、それほど前に行ける印象はなく、この舞台で窮屈な競馬になる危険性はあるか。
posted by カタストロフィ at 21:18| Comment(0) | TrackBack(1) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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